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圧倒的に仕事ができる人の共通点を5つのスキルで分析して、その学習法を考えた。

社会人になって、キャリアが不安だった僕は、仕事ができるとは何かをたくさん考えた。だから、具体的な何かを身に着けないと不安だった。

英語をやればいいのか、プログラミングをやればいいのか、経済の勉強をすればいいのか。そんなことばかり考えていた。

そして2年弱経った今、仕事ができるとは何かを遂に突き止めた。それは、英語でも、プログラミングでも、経済でもなく、非常に複雑であり、興味深い示唆が得られた。

1.ハードスキルまじマジ大事

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仕事ができるって何だと思いますか?

抜群に仕事ができる方々にこんなありきたりの質問をすると、大体上の図で言うハードスキルについての話が返ってくる。

ハードスキルとは、思考力とか、コミュニケーション能力とか、何事にも通じるスキルのことであり、ソフトスキルとは、SEO対策や広告運用のような具体的な仕事におけるスキルのことだ。

ソフトスキルが気になる若者たち

一方で、若者たちはソフトスキルを知りたがる。

Pythonって勉強した方がいいですか?
マーケティングはどう学べばよいですか?

こんな話をよく聞くはずだ。若者たちはハードスキルの重要性が分からないので、具体論を知りたがる。(前の自分だ)

だから、お偉いさんたちが、いいコトを言っていても、

そんなん知ってますわ

みたいな顔をする。若者はすぐに変化が生まれる具体論を知りたがるのだ。

僕が#マーケティングでスキ数日本2位(2020年1月現在)になった初めてマーケは、具体論を知りたがる深層心理を狙い撃ちしたものだ。

そんなん知ってますわ、って顔をすることくらい、僕は知ってますわ。

ハードスキルが大切だという抽象論が響かないから、具体論を提示する必要があった。それだけの話だ。

ハードスキルマジ大事

とはいいつつも、僕はぶっちゃけ具体論よりもハードスキルが1番大切だと思っている。

初めてマーケのnoteの後半にちゃっかりとハードスキルについて言及しているのも、その重要性を理解していたからだ。

ハードスキルの重要性については、話していくうちに説明していくので、だまされたと思って、ハードスキルの重要性を認識していただけると幸いである。

ここからは、具体的なハードスキル5選の習得方法を効果について、言及していく。


2.健康

ハードスキルを身に着けるのも順番がある。別にすっ飛ばせればよいし、それぞれが相互作用し合うものであるが、敢えて順序を付けるなら、下記の順番がよさそうだ。

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健康は資本である。詳しくは省略するが、人は健康であることで初めて本来のパフォーマンスを発揮できる。昔こんなnoteも書いた。

健康的だと、よく分かんねえけど頑張るわ!って感じでモチベが湧いてくるし、不健康だと、やらなければならないのは分かってるけど頑張れない!って感じになる。

健康について学ぶ

健康について学ぶなら、とりあえずこの本を読めばいいと思う。


健康のためにすぐできること

健康を維持するために最低限やるべきことは、

・睡眠時間を適切に確保する
・体に悪いものばかりを食べない
・運動をする

なので、上記ができていなければ、まずここから始めよう。他にもストレスはかなり健康に寄与するが、ここはすぐに対処するのが難しい。


3.個人行動(勉強・習慣化)

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で、健康が担保できたら、次は勉強スキルと習慣化スキルを手に入れるとよい。これらは、1人でもできることなので、個人行動と定義した。

勉強と習慣化が最強のハードスキル

この2つは数あるハードスキルの中で、最も重要だ。何故なら、変化が激しく、時代によって求められるスキルが異なる世の中で最も強いのは、

新しいことをソフトスキルを学習できる人

に他ならないからである。Pythonというプログラミング言語を習得していてもいずれは需要が下がる可能性があるが、Pythonのような新しいプログラミング言語が出てきたときに、学んで適応できれば、一生困ることはない。

勉強と習慣の大切さについて学ぶ

この本を読めば、勉強と習慣化が大切なのかが分かるはずだ。何を学ぶかより、学ぶスキルの方がよっぽど大切である。


個人行動のために今すぐできること

・明日から1時間、勉強時間を確保。
・youtubeの筋トレ動画を見て実践する。
・寝る前スマホをやめて睡眠の質を上げる

勉強することがなかったら、このnoteで紹介している本を上から順に読めばいい。1週間7時間で、大きな変化が起こると思う。

個人行動→健康

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そして、この図のからくりに気付いただろうか。

健康であれば、勉強したり行動するモチベーションが沸くし、勉強(健康について)したり行動(運動とか)すると、健康になる。

つまり、この順番で登っていくだけで、他のハードスキルも磨かれるのだ。お得すぎる。

(ここは1番大切だと思うので、もし響いたら、本を買って、読んでみてください。僕には一銭も入らないのでご安心を)


4.人間理解

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そして、個人的に学習において、1番大切なのが、人間理解だと思っている。

よく考えれば、分かると思うが、チーム活動も、人事も、営業も、マーケも、接客業も、人間心理が分かっていると大きなアドバンテージになるからだ。

僕の専門はマーケティングではなく心理学なので、この辺はたぶん人より詳しい。しっかり学べば、相当コスパの良い学問だと思っている。

人間理解について学ぶ

本当は紹介したい本が10冊くらいあるが、1冊選ぶなら、これ。(需要ありそうだったら心理学の勉強法についてnote書きます)


人間理解のために今すぐできること

・以下のnoteを読む
・感情日記をつける

本を読むのは時間がかかるので、上記のnoteだけでも。

また、人間理解は、書籍以外でも、自分や人の感情を分析すると深まります。この辺はメモの魔力を読むのがいいかと。


人間理解→個人行動

で、人間理解が重要なもう1つの理由はこれ。自分の感情を知ることで、自分のモチベーションも自在に高められるようになることだ。

これこそが、1番初めに人間理解から勉強するべき理由である。最初に自分の心理を理解し、勉強を加速させてから、他の勉強をすればよいのだ。


5.対人行動

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対人行動、要するにコミュニケーションだ。だが、コミュニケーション能力の向上には罠がある。

知っているのとやるのは別

コミュニケーション術なんてものは、大体勉強すれば分かる。感謝が大切とか、そういう話は至る所で書いてあるだろう。ただ、実際に実践するのは非常に難しい。

なぜならば、人は感情で動く生き物であり、

・嫌われたくない
・自分の話をしたい
・否を認めたくない

などの感情が走るからである。つまり、ハードスキルとして大切になるのが、

対人行動で自分と向き合う力

である。イライラしてしまうとか、恥ずかしいとか、面倒くさいとか、そういう感情に立ち向かって、しっかりコミュニケーションを取るスキルがハードスキルだと思う。

そして、すぐに自分と向き合うのは大変であるから、心身ともに健康かつ、人間理解をしておくことで、向き合える土俵を作るのである。

対人行動について学ぶ

ここは割と根性なので、やるしかないです。強いて言うなら、7つの習慣を読むと、コミュニケーションの必要性や、重要度について腹落ちしやすいんじゃないかと思う。

具体的なコミュニケーション術については、苦手分野なので言及を避けるが、コミュニケーション術というソフトスキルを学ぶよりは、人間理解の勉強をすることをお勧めする。


対人行動のためにすぐできること

避けてたコミュニケーションをやると決める

必要だけど、自分のメンタルが問題で避けていたコミュニケーションを1つすると決めると、意外とすんなりできる。

今日は絶対告白する!!!!!!

って、決めて、ドキドキしながらもデートに向かうあの感覚だ。理屈じゃなくて、気合で越えなければ、このハードスキルは磨かれない。


対人行動→人間理解

当たり前だけど、人と話せば話すほど、人間に対しての理解が深まる。人間に対しての理解が深まるほど、人と話す指針が見える。相乗効果だ。


6.自信

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自信とは、思考を行動に変換するものである
(リチャード・ペティ)

対人行動が上手くいくようになると、自信が付く。「全ての悩みは人間関係によるものだ」と言われるように、結局、自信も人からどう思われるか、見られるかについての自信に他ならない。

そして、自信が行動の量に直結するので、自信があればあるほど、どの専門領域にも臆せずに挑戦し、結果を残すことができる。

(自身の定義は下記で紹介する本で。自信がないから行動するんじゃないの?って話もあると思うので)

自信について学ぶ

タイトルは男女の自信さについての話だが、自信の本質についてよくまとめられている本だ。


自信を付けるためにすぐできること

他のハードスキルを鍛える

これに尽きますね。はい。


自信→対人行動

これも言及不要か。自信があったら、積極的にコミュニケーションを取れるようになるのは明白だと思う。


7.5つのハードスキルを手に入れると

ここまで書いたら、5つのハードスキルがあると、どんな仕事もできるのは、想像が付くと思う。

そして、このハードスキルは0か100かではない。

偉そうに書いている僕も、集中力や学習量は全然足りないし、コミュニケーションは怖いし、怠惰である。

見えないけど、成果に直結する。

そして、ここで書いた5つのハードスキルは驚くほど、成果に直結する。

TOEIC900点とか、そういう肩書は持てないので、自分に力が付いたか不安になってもおかしくないが、成果を残している人は、ハードスキルのうち、複数が非常に高い。

誰もやりたがらないから差が付く

そして、このハードスキルは誰も習得したがらない。理由は明白で、自分を変える必要があるからだ。自分を変えたくない人は皆、楽して○○できる方法〇選みたいなものに飛びつく。

なので、逆にハードスキルさえつけてしまえば、他の人がやらない分、大きく差をつけることができるし、1つのハードスキルが他の要素にも大きく役立つので、1度付けると後でかなり楽になる。

ハードスキルの重要性については、下記の本を読むと分かりやすい。(奇しくもタイトルが似てしまったが、このnoteはこの本を要約したわけではない)

後は、ビジネスの社会だとルールは大切ですなので、田端さんの本を読むとよさそう。


おわりに

このnoteを書いたのは、

「仕事何やってるの?」
「マーケティングで、主にSEOだよ!」

という会話に違和感があって、僕は確かにSEOの仕事をメインでしているが、SEOのスキルがある訳ではないんだよなあとずっと思っていて。

どちらかというと、SEOの最新トレンドをサクッと学んで、読み手の心理をハックして、チームでの成果を最大化させる一連の流れをやっているだけなのでSEOは手段でしかないというか。

それでもやっぱり、「SEO教えて」「ブログで稼ぐ方法教えて」みたいな話が尽きないので、方法よりもハードスキルを磨くことが大切ってことを構造的にまとめられたらと思って書きました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。少しでも響いたら、本1冊でも買って、読んでいただけると非常に喜びます!

今回はどちらかというと多くの人に読んでほしくてちゃんと書いたnoteなので、スキや拡散いただけると非常に喜びます!


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