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なにから始めたらいいの?ブランディングの始め方とは? #111

自分たちの持つ商品やサービスの魅力を適切に伝えるためにはブランディングをするのが良いと言われています。ただブランディングをやるにしても、何から始めたらいいのかわかりませんよね。そこでボクが今リアルタイムで実践しているブランディングの方法について書いていきたいと思います。

ブランディングを始めるには3つのフェーズを実行することです。

すべての物事の始まりには現状分析があります。つまりは「ブランド意義」を明確にすることです。自分たちがそれをやる目的はどこにあるのか?

そして次に「ブランド設計」です。ブランドのCOREとなる技術や自社ならではのストーリーや価値観、ターゲットなどを設定していきます。

最後に「ブランド浸透」です。ブランド設計で構築したアイデンティティをもとにコンテンツとして具現化していきます。

ボクは1年を通してこの3つを実行していこうと思っています。現状「ブランド意義~ブランド設計」のたたき台を作成し終えているので、これからこの設計図を叩きに叩いていきたいと思います。

それでは簡単に3つのステップを紹介していきたいと思います。

ブランド意義

まずはともあれ目的を定義せねばなりません。その理由は『他人の意見をもらえやすくなる』からです。ボクはブランディング初心者なので、はっきり言って一人では何もできません。だけどしっかり目的があって、ブランディングをすることで会社や関係者にメリットが大きいことを示せれば協力者は増えていきます。

実際にボクもこのブランド意義を整理して、デザイン部や開発部を巻き込むことに成功しました。なんならデザイン部から『投資が少ないならデザイン部から投資を引き出すことも可能』というふうに言われています。

どのように整理していったかというと、まずは3C分析です。

市場と自社と競合をバランスよく眺めることができます。特に市場と自社のところですが、ブランディングできていない現状でどのような問題が生じているのかを明記することが大切だと思います。ボクの場合は『リピーターが少ない』『シンボルが分かりづらく価値が伝わらない』と言った問題がありました。

ブランド設計

ついでブランド設計を行います。ボクは6つの視点とそれをささえる1つのCORE VALUEを整理していきました。

それぞれブランディングに欠かせないものです。大切なブランドの設計図であるため、具現化していく前にしっかりと設計図を整備しておく必要があります。

とくに『CORE VALUE』はブランディングを支えるアイデンティティそのものです。唯一無二(希少性が高い)であるほどあなたのブランドのファンになる確率が高くなります。ボクの場合は一つの事業をブランディングしていくので、搭載している技術の強みビジネスモデルの巧みさが唯一無二のモノになります。

今後デザイン部というブランディングのプロが入って議論を進めていく中でこの設計図をブラッシュアップしていきたいと思います。

ブランド浸透

ここについては設計図を作り終えてから始めることになりますが、やりたいのはコンテンツを年度末にリリースすることです。ブランディングした商品やサービスを一挙にメディアに露出させ、認知を高めてリードを獲得していきたいと思っています。

そしてwebデザインを一新します。獲得したリードをwebでナーチャリングしマーケティングオートメーションを実行していきたいと考えています。

それを実行するために統一されたコンセプトやクリエイティブ、ビジュアルを作っていくことが必要となります。


以上がボクが考えるブランディングの進め方になります。今後はブランディングスキルというのは色んなところで活用できる超重要スキルになると思います。あなたも自社の商品のブランディングを実行してみてはいかがですか!

リョウ

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