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コンサル→NPO経営を経て“面白い”会社に入社しました

はじめまして、11月にMNTSQ(もんてすきゅー)という会社へ転職し、コンサルタントをしている黒柳と申します。

この記事は、MNTSQアドベントカレンダー2022の8日目です。

同日入社である北野の「SansanからMNTSQに転職しました」という記事からバトンを受け取りました。

slackで“アドベントカレンダー”の依頼が流れてきた際に「何だそれは?」とググったことは内緒にして、このバトンを繋ぐために心をこめて入社エントリを書いていきたいと思います!

MNTSQに入社するまで

私は新卒で国内独立系の戦略コンサルティングファームに入社し、主に大企業向けの戦略系の案件を中心に、中計策定や新規事業の立ち上げ等を担当していました。

そして1人でPJも回せるようになった頃、2社目として海外医療NGOのジャパンハートに入職します。
(ジャパンハートとは「医療の届かないところに医療を届ける」を理念に、東南アジアを中心に国内外で無償の医療活動を行う認定NPO法人です)

先輩や同期の多くがPEファンドやVCへの転職、独立をするなかで「なぜNGO!?」とよく聞かれました。

私は昔から人の感情の動きを大事にしたいと強く考えており、ジャパンハートの“たとえ死んでも心救う”という考え方に共感したことや、支援先であるカンボジアに赴いた際に自分のコンサルスキルセットが活かせると考え(正直、年収が数分の一になりながらも)NGOへ行く覚悟を決めました。

ジャパンハートでは経営戦略室長・管理部長・広報ファンドレイジング部長などを兼任し、経営レイヤー(内部的にはCSO・CFOポジション)として、各事業のOKR策定・予算/管理会計体制の整備・組織体制の再構築・寄付金集め等に従事しました。

入社のきっかけは大井町の飲み屋

NGOで働いて2年ほど経った頃、入職前より寄付金規模を2倍まで増やすことに貢献し、一定のやりがいや達成感を感じていました。

一方で、この団体を10倍の規模にするために自分のスキルは足りていないのではないか、社会にインパクトのある仕事をするには自分はどうすれば良いのか?……などもやもや考えていました。

そんなおり、コンサル時代の先輩に誘われた飲み会。
大井町の居酒屋でMNTSQのプロダクトマネジメントを行う川瀬に会い、会社の話を聞き、結論としてこれをきっかけに入社することになります。

(当時は“もんてすきゅー”という会社で……と口頭で話していたのでまさか社名に母音が入っていないとは思ってもいませんでした)

なぜ入社を決めたのか。

それは頭と心で同時に“面白そう!”と思ったからです。

飲み会の後、妻にこういう会社の人と会ったよと何気なく話していたら、「他社の話を聞いて、珍しく面白そうって言ったね」と言われ、はっとしました。

この会社面白そうなんだ!

何が“面白そう”だったのか

ありがたいことに前職のツテや副業先等から声掛けいただくことはあったのですが、このように頭(合理)と心(情理)で“面白い”と思うことは少なかったと思います。

この飲み会の後、面接として代表の板谷をはじめとした複数の社員に会ったのですが、自分の中のMNTSQへの“面白そう”がどんどん大きくなっていきました。

なぜ“面白そう”と思ったのかを分析すると、下記の4つに分解できます。

①事業が強い!!(合理)

②カルチャーすごい!!(情理)

③元々リーガルに興味があった
(1社目のコンサルは法務知識を大事にしており(弁護士出身が何人もいた)、昇格要件にビジネス法務検定があった。またNPOでは1人で法務っぽいことをしていた)

④プロダクトを持つ会社で働きたい
(次行くなら自社プロダクトがある会社が良いなぁと漠然と思っていた)

もう既に文章に感情が入ってしまいましたが、
ここでは①と②を中心に記載させていただきます。


①事業が強い!!

MNTSQを簡単に説明すると、エンタープライズ(大企業)向けにCLM(Contract Lifecycle Management / 契約業務マネジメント)SaaSを提供している会社であり、既に誰もが知っている大企業に創業数年で切り込むことに成功しています。

この大きな要素として、

  1. MNTSQが持つ自然言語処理技術(人間の言語を機械で処理し、内容を抽出する技術)

  2. 国内四大法律事務所の一角である長島・大野・常松法律事務所との提携

の2つがあります。

前者の自然言語処理技術は、構造・意味が明確かつ表現や言い回しがパターン化している契約書とすこぶる相性が良く、MNTSQの技術はトヨタやコマツ、三菱商事などの大企業で実際に業務に使用されるほどレベルが高いです。

そして代表の板谷が今でも所属している長島・大野・常松法律事務所と提携していることで、トップローファームが持つベストプラクティスを事業・技術に活用することが可能であり、大企業に対してのマーケティング的ブランドを既に保持しています。

そして、T2D3(売上が各年で3倍×2、2倍×3)という成長曲線を前倒しで達成している。

そりゃ“強い!!”ってなりますよね。

②カルチャーすごい!!

個人的に転職の意思決定した大きな部分はここかもしれないです。

まず、MNTSQはVisionとして「すべての合意を、フェアにする」というVisionを掲げています。
NGOにて、生まれた場所によって助かる子どもと助からない子どもがいるアンフェアな現実に向かい合っていた私はまずここに強く共感したのですが、特筆すべきはそれを達成するためのカルチャー作りを大切にしていること。

MNTSQは無駄な組織力学やセクショナリズムを忌み嫌うものとしています。

個別最適の意思決定をしない。社内の根回しなんてコストである。
当たり前のことですが、この当たり前が失われないように、ベンチャーである今のフェーズから仕組みが整えられているのです。

  • Crystal Clear:全メンバーが全ての事業情報にアクセスできる(経営会議は誰でも参加可。またslackのDMは基本的に禁止など)

  • issue raise:全社的な課題(issue)を感じればメンバーはそれを発信(raise)する責務があります(発信する自由ではなく責務なのです)

  • On-boading:社内の心理的安全性を保つためにOn-boadingに既存メンバー/新規メンバー共に少なくない工数を使う。

これらは一例であり、詳しくは代表の板谷のこちらの記事をご覧ください。

このカルチャー、すごい!! 、そして最高じゃないですか?

入社してみたら、やっぱり面白かった

入社前は、とはいえ外向けに言っているだけかも……と正直身構えていた私ですが、聞いてた話に何一つ嘘はありませんでした。

入社初日からCrystal Clearに存在する情報を「うぉぉぉ」と口に出しながら読み漁り、On-boadingへの会社の本気に、こちらも本気で応えようという気になります。

また全メンバーが契約×自然言語処理×Enterprise SaaSという未だ解の無い問いに挑んでおり、更には“すべての合意を、フェアにする”というVisionの達成に向けて、我々ならもっと多くのことができると考えています。

また優秀なメンバーが多く、雰囲気として急成長のスタートアップでありながら、同時にプロフェッショナルファームのような洗練されたカルチャーや落ち着きが根付いていることはポジティブな驚きでした。

入社前の期待通り、やはり“面白い”会社であり、日々わくわくしています。

“面白い”という言葉を使い過ぎてゲシュタルト崩壊してきたところで、私の入社エントリを終わりにしたいと思います。


この文章をここまで読んでくださり、

少しでも興味が湧いたのならば、、、

ほんの少しでも面白そうと感情が動いたのならば、、、

ぜひお話させてください!

MNTSQのことをもっと面白く、わくわくするような会社に一緒にしていくメンバーを募集していますので是非お声がけいただけると嬉しいです。

MNTSQアドベントカレンダー2022、次回の投稿は、私と同じタイミングで入社したアルゴリズムエンジニアの林にバトンを渡します!お楽しみに!


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