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「才能の逞しさ」 と 「限の豊かさ」

FB post 6/14 2022

広島県のしまなみ海道 生口島〜高根島。瀬戸田レモンの聖地です。とっても「どうしょうもなく」いいところでした。





このところ、才能についていろんな方と話す機会が重なりまして。

才能って個人だけじゃなくて、きっと組織やコミュニティにもあって。組織やコミュニティの場合は「限」×「才能」。「才能」の前に「限」があると思った方がしっくりきそうです。動かせない場所や風土、なんともし難い歴史、ほんろうされた背景、限界とか予算制限とかlimit。つまり「限 = どうしょうもない」。
これを疎かにしてるうちは、なんだか才能の逞しさやら魅力が湧き出てこないような気がします。変な表現ですが「限の豊かさ」みたいなもの? をガッツリ活かせば、組織やコミュニティの「才能」も自ずと掛け算でブワーっと膨らむような感じ。
サッカーで オシムジャパンが目指しかけていたように。組織も会社もコミュニティも「どうしょうもないこと」を、ついつい探してみたくなります。活かしてみたくなります。


芸予諸島。 
50以上ある島の皆さんが、それぞれが「限の豊かさ」をどーんと受け止めてやっている。海に囲まれ 暖かさが一定。太陽が海から照り返し 島に水は慢性的に足らない。ああ・・・「どうしょうもない」。
そりゃ、日本のレモンの6割以上がここで出来るわけで。


そういえば。

日本最強の海賊と謳われ、各時代の統治者たちにとって、どうしょーもなかった 村上海賊(水軍)も、この辺りをウロウロしとったんじゃろうなあ。





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