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『ザ・ファブル』を読んでみて

こんにちは。平井です。


先日友人にすすめられ漫画『ファブル』を読みました。

2019年に映画化もされ、映画ランキング1位も獲得していた人気作品です。

また続編も映画が公開中です。主演をV6の岡田准一さんが演じるアクションコメディ映画。豪華キャストとなっています。


あらすじ

伝説的な強さを持つ殺し屋・ファブル。裏社会でも都市伝説的な存在となっていました。

殺しの仕事をこなしたファブルに、突然ボスから「1年間殺し屋を休業して、大阪で一般人として生活」という命令が下ります。

「佐藤明(さとうあきら)」という偽名を与えられた1人の天才殺し屋ファブルは、パートナーの洋子と共に兄妹と模して大阪に引っ越します。

平和な日常を送ろうとする2人ですが、どんどんトラブルに巻き込まれていきます。

天才殺し屋が一般人に溶け込もうとするが、今までの経験のおかしな日常がクスリと笑えます。また殺し屋の片鱗が見え隠れする緊張感ある場面も。

笑あり、緊張感ありのとても楽しめる作品です。


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おすすめポイント

①個性的なキャラクター

主人公以外にもたくさんの登場人物が出てきます。

それぞれ個性の強いキャラクターが多く、主人公以外に好きになるキャラクターも多いです。

人間の表面的な部分や、汚い部分など描かれており、泥臭い人間の真相真理などが楽しめます。



②殺し屋漫画なのに笑いが多い

ヤクザや殺し屋の話で緊張感が多い漫画です。

しかし、天才殺し屋が「ふつう」を意識した発言や、行動にとても笑えてきます。

またその中にもたまに心がグッと掴まれる人間的なシーンもあり読んでいて様々な感情が楽しめます。


地味だけど考えさせられたワンシーン

僕が個人的に考えさせられたワンシーンです。

ファブルのバイトの同僚である、ヒロインが誘拐された時のシーン。

ヒロインを誘拐した組織の下っ端が自分の思いとは違う誘拐行為に疑問を感じていました。また下っ端の中には善が少し見えた一瞬です。

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何か深いなぁと感じました。

この世の中と一緒ではないかなと考えさせられました。

どれだけ良い事を言っていても、行動を起こさなければ意味がないこと。

どれだけ良い事を言っていても、結果がなければ意味がないこと。


話は変わりますが、東日本大震災の時、SoftBankの孫正義社長が100億円以上寄付されていまいた。

実績と結果があればとても大きな行動が起こせます。

震災を見て力になりたい想いを持った人も多いと思います。ボランティアに行かれた方も、募金された方も本当に尊敬します。

実績がどれだけ大事か体験しました。


このシーン本当に地味で一瞬で終わるワンシーンですが考えさせられます。


さいごに

いかがでしょうか。ファブル映画でも原作の漫画でも十分楽しめる内容となっています。

フラットに深く考えずに楽しむのも良し、色んな登場人物に自分を重ねるのも良し、俯瞰して人間の心理を楽しむのも良し。

是非この機会にご覧になってください。

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