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漢方特化のD2C企業が飲食店をはじめた3つの理由

(※写真は福岡の中洲です。お借りしました。ありがとうございます。)

あけましておめでとうございます。本年もよろしくおねがいします。今年は昨年仕込んでいた諸々がスタートするので、ひとつひとつ丁寧にやっていきます。

はじめに

さて、先日はじめた飲食店が福岡のFBS「めんたいワイド」という番組でとりあげてもらいました。

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なんの飲食店かというと、

「おかゆや」さんです。

薬膳のおかゆをテイクアウトと宅配専門でやっております。番組の中でも紹介してもらいましたが、

「医薬品と薬膳の宅配サービス」をやっております。

プレスリリースはこちら

なぜ、このようなサービスをやっているのか?

きっかけは、SNSの投稿でした。詳しくは、下記を。

1.ステマにつかれた

ステマとは、ステルスマーケティングの略称です。以下、wikiを参照。

昨年の年始にこのおかゆやのサービスをやろうと思った背景には、これがあります。ステマとは単純に、インフルエンサーやKOLにお金を払って、自社の商品を宣伝してもらうことです。近年、このステマがとても問題になっています。

1投稿200万のインフルエンサーも

これは弊社に回ってきた金額なので、一概には言えないのですが、商品のプロモーションをするために露出を考えるのでもちろん広告はうちます。
しかしながら、近年この費用対効果とは別の次元での価格設定になっていて、正直広告をうちたくありません。でも、商品の露出はしないと知ってもらえないし、買ってもらえない。この矛盾を解消したく思いつきました。

UGCという考え方

※UGCとは、上記の記事を参考にしてください。
「どうやったらうちの商品を撮影して、投稿したいと思うのだろう?」
「インスタに上げたくなる商品ってデザイン?」
「ステマに頼らない現在の売り方って他にないのかな?」

このことばかりをひたすら考えていました。そして、ある日上記の記事のようにSNSをながら観していたときに、思いついたのです。

風邪のときに投稿する高い温度表示の体温計と一緒に、うちの漢方薬が写ればいい!!

と考えました。そのとき、漢方を活かした薬膳のおかゆがあると尚いいだろうなーと。医食同源は基本的に薬だけではなおせません。日頃の食事と運動が健康の9割。
もともと、自社での医薬品宅配サービスをやる予定だったので、このアイディアはすぐにスタッフに共有し、実現するために動き出しました。
つまり、うちのブランドをしっかりと広げるために必要なことだと判断しました。


2.自社配送の基幹事業にする

創業のきっかけにもなった調剤の薬や第一類医薬品は薬剤師しか配達できない問題は今もかわっていませんし、第二類までは通販できるようになったのは前回の記事にも書きました。

この問題を解決するには、ロジの問題が一番です。自社配送するにはたくさんのドライバーを抱えないといけません。しかし、医薬品の配達だけでは到底損益分岐を超える事業は難しい。ならば、この薬膳の宅配サービスで雇用して、別で医薬品を配送してもらえればいいんだとつながりました。

3.真似できなくて、みんなに喜ばれるサービス

この業界はパクリあいがすごく多いです。参入障壁も低いので、黒酢が売れた!となれば、黒酢のサプリが乱立します。最近だと、ナイトブラなどでしょうか?このように類似商品がたくさん出てくるのは、業界が活性化されていいのですが、この不毛な争いにつかれました笑
そもそも、ブランドをつくっている僕らがこの争いに参戦してはいけません。売れる商品だけでブランドはつくれないと考えるからです。

飲食はさほど儲からないし、宅配は大変だから参入してこない

実際にスタートする前と後で、収支をみてみましたが、通販ほど儲からないですし、大変です。なので、モノマネだけの事業をしている人たちは儲からないことはやりません。なので、僕たちがこのサービスをすることは必然的に他社との大きい差別化になるのです。

まとめ

次回は飲食店をやってからの効果を書いていきたいと思います。

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