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ECと飲食事業を有する企業がコロナ対策として、リモートワークするうえでの社内規定案(EC事業、飲食事業)

こんにちは。橋口りょうです。まずは、yamamoto15さん。画像使わせてもらいました。ありがとうございます!

さて、今日はうちの広報スタッフがつくってくれた社内規定を公開したいと思います。リモート化をすすめるにあたって、いろいろな人が記事を書いているので、書く必要もないかと思いましたが、備忘録として。
ちなみに4月23日現在でこの社内規定で運営しています。
この案を提案もらったのは、4月13日です。

【出退社・勤務の対応】
・自宅勤務(テレワーク)の積極的な実施
・出社する際は、事前に検温実施し、発熱(37度)、もしくは強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難) がある場合には出社を控える。
※症状が改善しない場合や37度以上の発熱が4日以上続く場合、強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合には、『福岡県新型コロナウイルス感染症一般相談窓口』(tel:092-643-3288)にお問い合わせいただき、会社に結果を報告してください。

・スタッフの同居者に、発熱が継続するものがいる場合にも出社を控え、
テレワークに切り替える
・COVID-19 の罹患者又は濃厚接触者と接点のあったスタッフは、外出・出社を控える
・公共交通機関での通勤者は、時差出勤・時差退社の実施
・出社時、帰社時の手洗い、アルコール消毒、マスク着用を励行

【スタッフ感染の場合】
・原則として診断日から連続する14日間は出社停止(傷病手当支給)
・診断書をかかりつけの医師から必ず受け取る
・医療機関を訪問する際は必ずマスク着用
・出社停止期間を終えて出社する場合、事前に「医師の復帰可能診断書」を総務へ送付

【スタッフのパートナーや家族などの同居者が感染した場合】
・従業員が感染者の濃厚接触者と判断された場合は、出社禁止として原則リモート勤務
・本人への毎日の体温確認を義務付け
・原則として感染者が回復したと医師の診断を受けた日の翌日から連続する14日間を出社  
禁止
・出社後1週間はマスク着用必須

なお、上記対応は現時点でのものであり、今後状況の変化により、適切に対応を行ってまいり ます。

・参考資料
厚生労働省-新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安-
https://www.mhlw.go.jp/content/11302000/000598685.pdf

スタッフが作成にあたり参考にしたこと

ボクに提案をくれた日以前は、この規定も曖昧でした。
参考にしたところは、厚生労働省エーザイさんだそうです。
こういう規定を社内で迅速に作成してもらうのはとてもありがたいです。

コールセンターのリモート化のむずかしさ

たびたび議論にあがっていたコールセンタースタッフのリモート化ですが、今回強制的に発動したので、体制を整えながらリモート化しています。4/23日現在で出勤社の7割減らすまでにはギリギリというところです。対策としておこなったことは、

・企画担当などのリモートできる人は強制リモート
・コールセンタースタッフの希望者はリモート(中でも感染リスクの高い人はリモート優先)
・満員電車での通勤を避けるために、営業時間の短縮
(通常は平日10-17時を11時ー15時に変更)
・対面打ち合わせはZOOMなどのビデオ会議移行
・クラウドPDXの取り入れ
・コールセンター外注先の選定

です。コールセンターはどうしても回線が固定化なので、お客様にご迷惑をおかけしてしまいます。なので、この移行と同時施策をしないといけませんでした。現在下の2個は進行中です。

飲食事業の決断

さて、問題は飲食事業をどうするか。です。
なんの因果か1年越しで仕込んでいた新規事業の薬膳イタリアンカフェがオープンしました。

NENEN-ネネン- (@nenen_teriha)のInstagramプロフィール • 29件の投稿フォロワー814人、フォロー中9人、投稿29件 — NENEN-ネネン-(@nenen_teriha)のInstagramwww.instagram.com


次の日の夜に、福岡県知事が土日の自粛要請を出しました。

オープンするか、休業するか

商業施設に入っている以上その施設の意向もありますが、弊社としての意向を考えておくのはボクらの仕事です。休業も考えましたが、テイクアウトとデリバリーのみで営業する方針にしました。理由は以下のとおりです。

・ボクは、今回のような災害などで止めていけないのは、「物流」「医療」「金融」だと考えています。この3つのうち、2つを担っているのが、うちの「薬膳」「漢方薬」です。弊社は「おかゆや」という医薬品と薬膳のデリバリー店を運営しています。(イートインも可能)もともとのミッションでもあるこの事業の本領をまさにやるべきだと考えました。当初は休業しようとスタッフに相談したのですが、今だからこそやるべき!という回答があり、この形になりました。

緊急事態宣言が延期されるかもしれないウィズコロナ

5月6日に宣言が解除されても、延期されても変わらないことがあります。それは、元の3ヶ月前に100%戻れるのは、長くかかるだろうということ。
このことを想定するとだいぶ戦略が変わってきます。
・EC事業の商品開発を変える(贅沢品ではなく、必要品に力をいれる)
・飲食事業のビジネスモデルをウィズコロナに変えて、デリバリー、テイクアウトをつづける想定で組み直す
・EC連動、テイクアウト、デリバリーのテクノロジー化を急ぐ

です。

まとめ

noteを書いている今の戦略と対策案は明日、もっというと新情報が入った次の瞬間にスピード感をもって改定しないといけません。このコロナ禍ではスピード感を持って修正していくことが急務になってきます。しっかりと未来予測をして、組織運営と事業運営を行っていきます。

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