自分の写真を振り返る①
私は写真を撮ることが好きで、色々なところに出かけてはシャッターを切っています。
その場所へ行き、写真を撮って、家に帰り編集して、SNSなどにアップする。ここまでが一連の流れ。
ただここでふと思ったのが、
"振り返りをしていないな…"
ということ。
もっと写真がうまくなりたいので、振り返ってしっかりと "言語化" してみたいなと思い、この記事を書きはじめてみました。
興味のある方はお付き合いいただければと思います。
撮影から編集までの意識
今回振り返る写真はこちらです。
●撮影した場所と時間
群馬県伊勢崎市の小泉コスモス畑
2023年10月20日16時16分
●撮影機材
SONY α7C
TAMRON 28-75mm F2.8 Di Ⅲ RXD
●撮影設定
1/400秒
F3.2
ISO200
撮影する前のイメージ
コスモスと大きな鳥居があることは知っていたので、コスモスを前景に入れて鳥居を中心にして、運が良ければ夕焼けの中で撮影したいと思っていました。
撮影中に考えていたこと
少し雲が多くて、夕陽がしっかりとは見えない状況でした。構図をおおよそ決めておいて、雲の間から夕陽が見えるのを待ちました。
手前のコスモスが綺麗にまとまっていたので主役にしつつ、背景をぼかしつつも鳥居の存在がわかるようにF値を気持ち絞りました。
また、少し撮りにくい体勢だったので手ブレしないように意識しました。
編集中に意識したこと
手前のコスモスに視線を向けたかったので、マスクをかけて露出をこの部分だけあげました。
夕日の温かみもほのかに出したかったので、その辺りの色温度もあげています。
良かったと思うところ
①主役が引き立っている
本当はコスモス1輪だけのところを探していたのですが見つからず…。少し固まって咲いていて、やや被写体として引き立ちにくいかなとも思いましたが、ある意味ひとまとまりの被写体とも捉えられるかなと考え、これに焦点を合わせました。
結果的に目を引く主役になり、マスクをかけて露出を上げたことでさらに引き立たせることができたと思います。
②鳥居の存在がわかる背景ぼけ
夕焼けを背景にできる限りとろとろにぼかしたいなと思っていました。ただ小泉コスモス畑という場所でもあったので、せっかくなら鳥居の存在もわかるようにしてみました。いい副題になったのではないでしょうか？
直したいと思うところ
①空の余白が多い
Instagramだとそこまで気にならない（4:5になるので）のですが、空の余白部分が多すぎたかなと思います。空は夕焼けとは言えない色だったので、これで真っ赤だったらまた違った印象だったかもしれません。こればっかりは運とタイミング…。
②四隅が寂しい
写真ではよく四隅に気をつけた方が良いと言われますが、この写真では四隅が寂しい印象です。ビネットであえて周辺減光にしています。そうすることで四隅に目が行きにくくなるのではと信じています。
まとめとして
個人的には、この場所ならではの写真を撮れたのでは無いかなと思い、それなりに満足しています。花が有名なスポットは、花ばかりに寄って撮ってしまうと、そのスポットの良さが無くなってしまうことが多い気がします。その場の様子や雰囲気を感じ取れる写真を目指していきたいと思います。
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