見出し画像

他者の言葉によって得られた自己肯定感

こんにちは、Ryoです!
以前も自己肯定感について記事を書いたことがありますが、前回は肯定感を得るにはどうしたらいいのかという話をメインにしてきました。


自己肯定と言えば自分で自分を認めてあげること、自分を褒めてあげることなのですが
友達や家族なんかから自分の事を褒めてもらったりすると嬉しくなって、それが自信に繋がることも結構ありますよね。

他者からの言葉によって得られた自己肯定感みたいな。

やっぱり他の人から褒められると気持ちいいし、自分を認めてもらっている感じがして嬉しいですよね。

もちろんこういう経験も、そんな言葉をかけてくれる存在もすごくありがたいし大切なのですが
自己肯定感を得る事を100%他者からの言葉に依存してしまうのはあまり良くないんじゃないかなと僕は思います。

ということで、タイトルにもあるように今回は
他者の言葉によって得られた自己肯定感についてお話ししていきたいと思います。


自己肯定の本質はあくまでも自分主体

自分に全く自信を持てないので、自己肯定感を得るために他の人に褒められたい、認められたいと強く思っている方も多いのではないかなと思います。

自分を客観視したところで褒めるとこなんて一つも見つからない。
だから他者からの賞賛をあてにしてしまう。

自分に自信がないのだから当然と言えば当然かもしれませんが
だからと言って自己肯定感を得るために他者から褒められようと頑張ったり
、認められるために自分はどうしたらいいのかばかり考えてしまっていてはどんどん自己肯定の本質からかけ離れていってしまいます。

確かに他者から褒められることが自信になって、結果それが自己肯定に繋がることも少なくはないですが
そもそも自己肯定って自分発信で自分を肯定することなので、そこに他者の意見は関係ないんですよね。

他の人が『あなたのこういうところがいいよね!』と言ってくれたことではなくて自分が自分をどう思うか。

ここに他者視点を介入させてしまうと、それは自己肯定ではなくて
他の人にとってのあなたの良さはどこなのかという話になってしまうんですよね。


他者の言葉によって得られた自己肯定は持続しない

自己肯定の本質は自発的な物だとしても
他の人から褒められるのはいい気分だし、結果的に自信や自己肯定に繋がるんだからそれを目的にしてもべつにいいんじゃない?と思う方もいると思います。

しかし、そうして得られた自信や自己肯定ってずっと維持できる物なんでしょうか?

極端な例になりますが、例えば自分の容姿に自信がない人が他の人から『かっこいい!』『かわいい!』と言ってもらったとします。

一時的には嬉しくてちょっと自信を持てたりするかもしれませんが、しばらくすると『やっぱそんなことないよな』と考えてしまうと思うんですよね。

やはり自分が心からそう思っていることでないとその自信をキープするのは難しいです。

他者から言ってもらった言葉のイメージと自分が自分に対して感じているイメージがかけ離れていればいるほど
その言葉による肯定感は長続きしません。

この持続しない自信や肯定感を得るために他者からの賞賛をあてにしてしまうと
永遠に満たされないイタチごっこになります。

一度満たされてはすぐに自信がなくなって、またそれを求めて賞賛を得ようと頑張る。

エナドリを毎日飲んでいるとカフェイン依存症になって、エナドリを飲まないと気が済まないのと似ていますね笑
結局のところ一時的な気休めにしかならない訳です。

なので自己肯定感を得るために他者の言葉に100%依存してしまうのではなくて
やはり自分が心から『自分のいいところはここだ!』と言えるものを見つけることが大切なのだと思います。


継続的な自己肯定感に繋がるのは”賞賛”ではなく案外”共感”だったりする

僕もこれまでに他者から褒められたり賞賛されたことで嬉しかったり、ちょっと自信を持てたりしたことはもちろんあります。

でもやっぱりその自信や肯定感は長続きしないんですよね。

ですが、今までの経験上”賞賛”ではなくて他者からの”共感”というのは
継続的な自己肯定のきっかけになるなと感じています。

上手く言えないのですが、賞賛って今後のプレッシャーを感じるのに対して
共感は『そのままでいいんだ!』みたいな感じしませんか?笑

共感というのは例えるなら、尊敬される関係ではなくて友達のような対等な関係でいられるみたいな笑
その方が変に構えずに素で居られるから楽なんですよね。

このことから思うに本当の意味での自己肯定の気持ちは
着飾った自分の中から生まれるものではなくて、ナチュラルな自分の中から生まれるものなんじゃないかなと思います。

自分のいいところがなかなか見つからなくて他者からの評価をあてにしてしまいがちな人は
賞賛ではなくて共感を得られた時に自分はどんな気持ちなのかに着目してみるといいかもしれませんね。

案外賞賛されるより共感された方が心が満たされた感じがしているんじゃないでしょうか?


最後に

『自己肯定感を得るために努力をして自分を磨かなきゃ!』と思っている方も結構いると思うのですが
自己肯定感ってそういう物じゃないのでは?と僕は思っています。

努力の末にやっと”手に入るもの”ではなくて
自分と向かい合った結果”気付くもの”。

つまりは最初から持っているものに目を当ててあげることだと思います。

なので、自分は自己肯定感が低いから高めたいなと思っている方は
自分を磨く、持っていない物を努力して手に入れるという考えは置いておいて
もっと肩の力を抜いて、やさしい気持ちでまずは自分と向き合うことから始めてみるといいんじゃないでしょうか。

自分の本当の良さというのは努力とかではなくて
自分と向かい合うことでしか見えてこないものだと思いますよ!

ということで今回は以上になります!
それではまた次回の記事で( ^ω^ )



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?