【勉強法】教科書を見ればテストで100点とれる?
教科書を見れば100点とれる?
中学・高校のテストや入試では、もちろん教科書や問題集を見ることはできません。
しかし、もし教科書を見ることが許されているなら、100点をとる自信はありますか?
100点は少し言い過ぎでも、90点であれば教科書の範囲内で確実に取れる点数のはずです。
教科書を見ても90点が取れないのであれば、明らかに勉強時間が足りていないか勉強法が間違っています。
実は、大学のテストでは教科書や参考書、プリント、電卓、A4用紙1枚までなどを持ち込んで良いテストが少なくはありません。
この場合でも、90点以上を取れる学生はあまり見かけないのが現実です。
教科書を見て良いなら90点以上を簡単に取れそうな気もしますが、教科書の内容を十分に理解した上でテストの時間内に解ききる能力がないと90点すら取れないのです。
90点でも高い壁がありますが、このコラムでは100点を基準に話を進めていこうと思います。100点はちょっと、、、という方は90点を基準にしてもらっても構いません。
教科書を見ても100点取れない人
教科書を見てもテストで100点を取れない人は、下記のいずれかに原因がある可能性が高いです。
教科書の内容を理解できていない
演習量が不足している
復習ができていない
教科書には、テストで解くために必要な基本的な知識や公式は全て記載されています。
教科書を見ながら解くということは、知識問題や公式をそのまま使う簡単な問題は必然的に解くことができます。
しかし、教科書を十分理解していないと、教科書の重要語句などを暗記してもただの丸暗記になってしまい、問題が少し変わっただけで対応できなくなります。
つまり、教科書を見ても100点を取れない人は、教科書の理解不足が原因である可能性があります。
また、十分な演習ができていなければ、実際のテストで問われている意味や公式の使い方が分からない事態になります。
これでは、思考が必要な記述問題や基本問題を組み合わせる応用問題を解くことはできません。
つまり、教科書を見ても100点を取れない人は、演習不足が原因である可能性があります。学校の宿題やワークを全て解いているか確認しましょう。
また、せっかく暗記や演習をしてもテストで忘れているのであれば、演習をした意味がありません。復習をほとんどしていないか、1,2回しかやっていない人は、テストまでに完璧に覚えられない人が多いです。
つまり、教科書を見ても100点を取れない人は、復習不足が原因である可能性があります。
下記コラムでも紹介していますが、復習は1ヵ月に3回行って記憶に定着させましょう。
教科書を見れない実際のテスト対策
先述したように、テストで100点ないし高得点を取るには教科書の理解と暗記、演習、そして復習が重要です。
教科書の理解とは、書いてある内容を暗記するのではなく、語句の意味、話の流れや背景、繋がりを把握するということ。
もし理解できないことがあれば、必ず先生に聞きましょう。
暗記は、教科書の内容を理解した上で、必要事項を覚えること。覚える際は書いて覚えずに見て覚えるのが効果的です。
演習は、重要語句や公式を覚えた上で教科書やワーク(問題集)の問題を解いて解いて解きまくるということでアウトプットに相当します。この時、何冊も違う問題集を解く必要はありません。1冊の問題集に取り組むようにしましょう。
復習は、長期記憶にもっていくためにテスト前までに計3回の見直しをすること。
これらの一つでも欠けるとテストでは100点は取れません。
これらの重要性は下記コラムでも紹介しているので参考にしてください。
実際のテストでは教科書は当然見れませんので、理解・暗記・演習・復習の順番を徹底するようにしましょう。
成績は、十分な勉強時間と高い勉強の質で劇的に向上します。
100点は高すぎる目標であれば、まずはいつもの点数+10点を目標に勉強をしてみることをお勧めします。
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