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【勉強法】名大首席流!絶対忘れない超効率的な暗記術
さらっと、そして丁寧に
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暗記をする際に多くの人がやりがちな方法が「覚えたい内容を順番に完璧に暗記していく」やり方です。一つを完璧に覚えて、その次を覚えていく方法ですね。
この方法は、一見すると全ての内容を問題なく暗記できそうですが、最後の内容を覚える頃には最初の内容を忘れてしまっていることが多々あります。
また、なかなか覚えられない内容があると、そこでつまづいてしまい次に進めなくなる落とし穴もあります。最悪のパターンでは、そのまま覚えるのを諦めてしまうことにもなりかねません。
無理なく暗記するためのコツは、全体概要や重要事項からさらっと最後の項目まで覚えていき、2周目以降で徐々に細かな内容も覚えていくことです。
1周目で覚えられそうにない内容があった場合でも流していき、最後の項目までたどり着くことを優先しましょう。
ポイントは、1回で全てを暗記しようとせず、何周かに分けて覚えていくよう意識することです。
1回で覚えられる天才はそうそういませんので、何度も繰り返していくことで深く覚えることができます。
1・1・1で記憶の定着
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何周かに分けてせっかく覚えても、数日で忘れてしまっては台無しです。
覚えた内容はまだ短期記憶でしかなく、これを長期記憶にしていく必要があります。
短期記憶は脳の海馬と呼ばれる部分で1ヵ月ほど保持されており、重要だと判断された記憶だけが海馬から側頭葉へ移動して長期記憶となります。
よって、長期記憶にするには1ヵ月の間に、どれだけ脳に重要な情報だと認識させられるかにかかってきます。1ヵ月間に何回も繰り返して記憶することが肝心ということですね。
再記憶を何回繰り返すかは人によるところも大きいですが、目安は1日・1週間・1ヵ月後の3回です。
『エビングハウスの忘却曲線』で有名なドイツの心理学者、エビングハウスは「一度記憶してから期間があくほど、再記憶するのに時間を要する」と研究で明らかにしています。(興味がある人は調べてみて下さい。)
つまり、短期間で覚えなおした方が記憶効率が良いということです。
覚えた翌日に一度記憶を確認して、そこからは少しずつ期間をあけていき1週間後、1ヵ月後に再度記憶していきましょう。
1ヵ月間に合計4回の記憶を繰り返すことで、短期記憶が長期記憶化して忘れないようになります。
定期テストに合わせて勉強するのであれば、授業で習った内容を翌日に復習し、1週間後に記憶を確認し、定期テスト前にも最後に復習することで記憶の定着を図りましょう。
体全体で暗記する
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勉強机の前に座って暗記をしていると、どうしても集中できなかったり飽きてくることもあると思います。これは、人間の脳が同じ動作を繰り返していると慣れてきてしまい、頭が働かなくなってくるためです。
慣れを防ぐには、普段勉強する状態と異なる体勢や環境にすると、脳が刺激されて効率的に暗記を継続できます。例を以下に挙げます。
立って or 足踏みしながら暗記する
声に出して暗記する
勉強机以外(リビングやトイレなど)で暗記する
「目」「口」「耳」「手」など体を刺激することで、脳をフル回転させて暗記していきましょう。
塾長は、英単語や歴史の年号などを覚える時には、自分の部屋で歩きながらだったり、ベッドに座ってだったり、ストレッチをしながら暗記をすることもありました。
学習計画を立てる時の注意点
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テスト勉強や受験勉強の計画をたてる時、復習(再記憶)の時間を考えているでしょうか?
最近は、他の勉強が終わって時間があいた際に再記憶する人を多く見かけます。
「時間があいた時」と思っていると、勉強に調子が出てきてその教科に時間を割いた結果、再記憶をする時間が無くなるということも発生します。また、そもそも再記憶を忘れていて、長期記憶に移行しないケースもあります。
先に説明したように、再記憶は1日・1週間・1ヵ月後に行うと効率的です。よって、この3回の再記憶の時間を先に計画に組み込んでおくことが重要となります。
再記憶を計画に入れておけば忘れることもありませんし、時間を確保してあるので適切なタイミングで復習することができます。
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