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poetry

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2022年5月の記事一覧

願い

願い


物柔らかく、雅な君

その言葉
心に響くは
打鐘の如し
もたらす刺激は
炭酸の如し

深々と
群青が辺り覆うころ
露呈されてく感情に
汚されることの
侵されることの
なきよう願う

遙か、空の下

赫く兎

赫く兎

夜空のコイン
ぽろぽろ
剥がれて
金メッキ
顕れたのは
独りの兎

そばかすも
赤い眼も
背中の痣も
白い毛も
そのままの
君が善い

川明かりに
メッキは要らない
君が照らしていたんだよ

水面が
揺れないように
そっと小舟を
漕いでゆく
ほのかな光
守り
守られ

休息

休息

*Twitter掲載詩*

久方ぶりの
ビタミンD生合成
忘れてた木漏れ日

雑貨の隙間から
笑みが溢れ
本の隙間から
心踊る音が漏れてる

ノイズはスルー
好きな歌を
好きなように聴いて
アスファルトすら
耀く被写体

あゝそうだ
こんな時間が欲しかった

リセットは
半日で充分
また会いに行くよ

その喜ぶ顔が
結局一番の
充電になるんだ