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【読んだ本の記録】知識を操る超読書術

メンタリストDaiGoが書いた本です。
DaiGoは1日に10冊〜20冊本を読むそうです。
さすがにそんだけ読むのは意味わからんけど
もう少しビジネス書の読み方を知れば自分ももっと早く読めるようになるのではと思ってこの本を読みました。
今まで小説しか読んでこなかったので読み方を全然知らなかったけど、
ビジネス書は読み方を知るだけで全然読む早さ、
吸収量が違うなと最近実感しています。
その入り口として参考になったのが、
こちらのあっちゃんの動画

本なんて最初から順番に読むものと思っていました。
小説しか読んだことなかったので。
あと目次ってめっちゃ大事。
小説って目次も見なくない?自分だけ?
てか小説って目次自体あんまなくない?
小説とビジネス書って読み方全然違うんですね。
そんなことを実感した中で、
もう少し深掘りしたいなと思ったのが経緯です。
実際このDaiGoの本は3日ぐらい、
計4時間ぐらいで読めました。

知識を操る読書サイクル

効率的な読書サイクルは
準備する→読み方を知る→アウトプットする
このサイクルを回すことで、ただ読むだけでなく
読書体験として自分の身になる読書法になる。

読書体験は準備で7割決まる

読書サイクルの中で、一番重要なのは「準備」
準備をすることであなたの読書体験は7割決まる。

準備の方法

目的を明確にする

まず読む前に自分はなぜこの本を読もうと思ったのか?
この本を読んでどんな知識を身につけたいかを考える。

目的と理由を3つ箇条書きにする
①なぜこの本を読もうと思ったのか
②この本から何を得たいか
③読んだ後、どんな状態になりたいか
この3つを紙に書き出し、読書をする際のしおりとして使う。

スキミングする

スキミング=拾い読み
これをすることで、この本で著者が伝えたいこと・全容をざっくり把握できる。
スキミングをするにあたって見る所は、
表紙 / 帯 / 目次 / まえがき / あとがき / 興味を持った章
この段階でこの本難しすぎるな〜と感じたら
本文は読まないことをDaiGoは推奨しています。
理由はどうせ本文を読んでも理解できないので。

著者の経歴を見る

なんかよくカバーの折り返し部分についてるやつ。
こんな人なんだ〜って見ておく。
それでどんな人かを想像する。
理由は著者がどんな人か知っていた方が、
内容が頭に入りやすいから。
著者がどんな人かを知っていた方が、
興味を持って読み進められるから。
みんなも同じ内容の会話や議論をするなら、
赤の他人より友人との方が話の内容は
記憶に残ってるよね?原理はそういうこと。

内容を予測する

スキミングして全容を把握したら、
この本にはどんな内容が書いてあるか予測をする。
そして書き出しておく。
これは読み進める中で活用する。
読み進めながら自分が予測した内容と結果を比べる。
ここは自分の予測と違っていた!ここは意外だった!
という部分を記録しておく。
そうすることで、
本の内容のうち自分が知らなかったことが明確になる。

読み方

読みたい章から読む

スキミングをして、興味を持った章を読む。
自分もそうだったんですが、
ビジネス書って最初から読んで、
集中力が消耗して、
途中で内容よくわからんくなって、
挫折しちゃうことないですか?
ビジネス書で大切なのは
「その本を読むことで自分がどんな知識を得たいか」
=興味を持ち、
自分にとって一番身になりそうな章から読めば良い。

一貫性の原理
これは一部を読むと、全体も読まないと気が済まなくなるという人間の原理。
興味がある章が読み終わる
→その前後も読まないと気が済まなくなる
→全部読んじゃう

という好循環になる。

ちなみに、1つの章を選ぶ基準として、
知っていること / 知らないこと 
半分ずつ盛り込んであることが
無理なく興味を持って読み進められる基準。

(私はこの本は3章→4章→2章→1章の順で読みました)

まとめ

読書の効率を最大化するためのサイクルは
 準備する→読み方を知る→アウトプットする

✅サイクルのうち一番重要なのは「準備」ここで7割決まる

✅準備ではこの本を読む目的・理由を明確にしておく

✅スキミングして全容を把握しておく

✅最初から順番に読まなくて良い。興味を持った章から読めば良い。

✅自分が知らなかったこと・意外だったことを記録しておく。

所感

私はビジネス書とやらを読み始めてまだ4ヶ月ぐらいです。
でも確実に1冊に充てる時間は少なくなっています。
それは読み上げるスピードが速くなったのではなく、
その本から、重要な部分はどこかを
取捨選択できるようになったことが大きいと思います。
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こんな話があります。
速読協会(協会って何でもあるんだな)が主催する速読選手権のチャンピオンが
「ハリーポッターと賢者の石」を47分で読んだ(意外と遅い)
というニュースがありました。
そのチャンピオンが「ハリーポッターと賢者の石」を読んだ後の感想が以下
「これはページをめくる手が本当に止まらない素晴らしい一冊だ。最高に楽しかった。子供達には大人気ですし、子供が好きそうなシーンもたくさんあります。でも、ちょっと悲しいシーンもありますね」
こんなんハリーポッター全章に当てはまる。
というか、子供が読める本全てに当てはまる。
クィディッチの試合辺りからもう一回読み直せ。
あと常体か、ですます調かどっちかに統一しろ。
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要するにただ速く読むだけでは、
内容が頭に残っていません。
残るのは読破した満足感とヴォルデモートが復活したことへの恐怖感。
まあこれも諸説あるだろうから議論し始めるとキリがないですが。

ビジネス書の基本的な構成として、
作者が伝えたいこと・結論があり、
その結論に説得力を持たせるための具体例が記載されています。
スキミングをして結論を大体把握する。
具体例等はざーっと読み進めてしまう。
自分にとって重要な部分はしっかり読む。

メリハリをつけて読むことで、
集中力を消耗することなく、
自分の興味も削がれることなく読めるようになってきました。
最初にも記述しましたが、小説と全然読み方が違うなと感じています。

1つの記事につき2,000字を目標としています。
2,000字になったのでこの辺にしときます。



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