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私の幸福論【1】

今回は自分の幸福論(2020/07/14現在)について、書いていこうと思う。
時間が経てば、幸福論も変化するだろうけど。

幸福論の本を読んだ話。

ここ数ヶ月、様々な本を読んできた。
その中で印象的だったのは主に以下の四つ。
嫌われる勇気 岸見一郎/古賀史健

私この不思議な存在 鷲田清一

世界でいちばん幸せな国フィジーの世界でいちばん非常識な幸福論 永崎裕麻

持たない幸福論 pha

これらの本には幸福論のアプローチ法が、様々書かれていたが全てを覚えているわけではない。むしろ大半を忘れているかもしれないので読み返そうとは思う笑

これらの本には幸福論についての共通した結論が存在している。

それは
孤独では幸福になれないということだ。
人は必ず人付き合いをしなければならない。
そのため良好な人間関係の必要性は主張されている。

今回は主に「嫌われる勇気」について書く。

嫌われる勇気の要約

この本はアドラー心理学を実生活に即して、噛み砕かれて書かれた本だ。
前提として
人生のタスクは自立と強調2つあり、仕事、交友、愛の壁を乗り越える必要があると言われている。
1章
人間は原因論に囚われ、自分の不幸を過去のせいにする。自分が不幸ならばまず、物事を目的論で捉える姿勢が必要である。
2章
人間の悩みは全て対人関係からくる。
他人を競争の軸で判断せず、素直に祝福できる仲間としてみるべき。
3章
対人関係の課題のスタートは課題を分離すること。
他者の期待に則さずに生きるべきである。
自分の課題を明確化し、それ以上は干渉しない。
それは自分にも他者にも正直に生きることを意味する。
4章
対人関係のゴールは共同体感覚を持つこと。
つまり、他者を仲間とみなし、わたしはここに居て良いと感じること。
そのためには相手が何を与えてくれるかではなく、何を与えられるかを考える。
5章
共同体感覚を持つには、自己需要、他者貢献、他者信頼が必要。
これを実現すべく、今ここを生きるべきだ。

ざっと言うとこんな感じだった。序盤では自分の内側を目的論に沿って変革させ、中盤から終盤にかけては、外側に向けて対人関係を変革させていく流れになっていた。

考察・感想

一見、読みやすいし、読者が投影しやすいような例が用いられていて、わかりやすい本のように感じる。
しかし、何かしっくりしないないように感じる。多分それは勇気を持てだの、貢献せよだの、抽象的で、精神論じみているからだろう。

本では人生のタスクをこなす上で、最初に他者貢献をすることが述べられている。

他者貢献って何?

これは様々な分け方があると思う。

例えば
「社会」における他者貢献。これは労働とかボランティアとか勉強とかだ。
「家族」における他者貢献。これは家事手伝いとか親孝行とかだ。
「友人」間の他者貢献。これは、、、なんだ?友人と楽しめること、ものを提供することか?
「所属組織」内の他者貢献。これはサークルとかバイトとか。これは、、、なんだ?会計係とか役割を全うすることか?

なんかとても小さなことのように感じるかもしれない。
しかし、真子也社長も言っていたが、様々な場所、組織で少しずつ貢献をすれば、貢献している満足感も持てるのではないであろうか?

あくまで仮説だからこれから検証していこうと思う。いつになるかわからないけど結果を記事にしよう。

他人を仲間とみなす

これは本当にいい考え方だと思った。結局、他人を見下しているってことは、他者を上下関係で判断していると言うこと。
恥ずかしながら自分も思い当たる節がある。仲が良い友達は基本自分より上の存在としてみているから、いつも劣等感を感じる。
あまり知らない人のことは基本的に見下している。そしてそんな自分を嫌悪する。上下関係は何1つとしていいことがない。

素直に、偏見を持たずに、リスペクトしながら、対人関係を気づいていこうと思う。

そのためには、相手と自分を比較する癖をやめるべきだ。
自分が比べるべき対象はいつも自分でなければ、我々は報われない。上には上がいるから他社と比較しても優越感に浸れることは少ないからだ。

他の本については別に記事で書こうと思う。



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