君は「ニンテンドーミュージアム」に行きたいか？という件。

任天堂が10月2日にオープンする『ニンテンドーミュージアム』の紹介動画「ニンテンドーミュージアム　Direct」を公開した。代表取締役フェローの宮本氏が、ニンテンドーミュージアムの展示や企画を案内する内容となっている。

ニンテンドーミュージアムは、かつて京都府宇治市小倉にあった任天堂小倉工場の跡地に建設された施設で、ファミコン以前から現在まで、任天堂と製品の歴史、遊びの伝統を体験展示するミュージアムだ。

各国版のファミコンやソフトをはじめ過去の製品が一堂に会するほか、「はてなブロック」の変遷や、ゲームグラフィックの進化をたどる展示もある。

1階部分は、過去に任天堂が作ってきた花札や百人一首といった遊びを、現代の技術で蘇らせるテーマで遊びを体験できる。

1960年代から販売した家庭用バッティングマシーンの「ウルトラマシン」を当時を模した部屋の中で体験できる『ウルトラマシンSP』や、1970年代に展開していた光線銃シューティング施設のレーザークレーを現代に復活させた最大13人プレイの『ザッパー&スコープSP』、身体を使って操作する巨大な『ゲーム&ウォッチSP』、巨大な床画面とスマホを使った百人一首『しぐれでんSP』、相性診断ガジェットを復活させた『ラブテスターSP』など、多数の体験が用意されている。
うーん、どれも楽しそうなのだが、私くらいの年代でも『ゲームウォッチ』くらいしかピンとこない。という事はかなり上の年代の方でも楽しめるという事だろう。一家3世代で楽しめるのかなと思う。

当然と言えば当然だが、ファミコン・スーパーファミコン・ニンテンドウ６４のゲーム80本以上で遊べるニンテンドークラシックもある。

『作る』体験コーナーでは、テンプレートやペイントを使って実際に花札を作れる『ちょっと、花札を作ろう』や、画像認識とプロジェクションを組み合わせてルールを知らなくても花札の『花合せ』が遊べる『ちょっと、花札であそぼう』なんてモノもある。

カフェとミュージアムショップもあり、チケットを購入して来館した入場者のみ利用できる。

チケットの予約はオンラインの抽選制。当選してから支払い、来館時には身分証で本人かどうか名前を確認する。うん、転売防止策もされているようでいいね。抽選販売で空きがあった場合のみ抽選期間後に先着順で購入できる仕組みとなっている。

チケットの価格は、大人3300円、中高生2200円、小学生1100円で未就学児は無料だ。

ニンテンドーミュージアムの公式ページでは10月からのチケット抽選販売を受け付けている。

と言うわけで、以前から話題になっていたニンテンドーミュージアムが、とうとうオープンする。現在任天堂公式YouTubeで公開されているので、是非皆さんも見てもらえたらと思う。

映像を見る限りとても楽しそうである。入館料金は3300円と決して安くなはいのかもしれないが、ベビースターラーメンで有名なおやつカンパニーの施設「おやつタウン」でもピーク料金2500円なので、妥当な料金なのではないかなあと思う。
まあ、最初は抽選だし、なかなか入館は難しそうだけどね…。

任天堂の創業は135年前。かるたや花札作りから始め、一途に『遊び』と向き合ってきた姿勢には本当に脱帽である。同じく、ずっとレジャーや遊びに向き合ってきた「ディズニー」（オリエンタルランド）がクルーズ事業に乗り出すなど、最近お金がある人にたくさん使ってもらおうとする拝金主義に走ってない？とも思えるのと比べれば、任天堂の姿勢は真摯である気がしてならない。

やっぱり任天堂の株を買おう。

今日はここまで。

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