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日経新聞が緑すぎて一瞬捨てそうになった件。

昨日7月13日の朝、ポストに新聞を取りに行くと、緑色の広告が入っていた。広告のほかにポストには何もない。「今日って新聞休みか?」と思って緑色の広告を持って家に入りごみ箱に捨てようとしたところで初めてその広告が日経新聞だと気づいた。

日経新聞の1面(折り返しの最終面も)が広告だったのだ。たまに見開き一面広告は見かけるが、いきなり表紙が一面広告なのは、日経新聞購入20数年記憶にない。(過去にあったら申し訳ありません)

この鮮やかな緑色の広告、なにかというと「伊藤園 お~いお茶」である。一面の茶畑にグローバルアンバサダーである大谷翔平さんが立っている。

最近伊藤園は3千円を超える高級お~いお茶を出したり、TVCMでAIタレントを起用したり、色々と新しい取り組みをしている。

「お茶」という日本古来の文化において、新しい価値を付加していくことは難しいのではないかと思うのだが、その企業姿勢には感心するばかりだ。

一方で伊藤園の株価は冴えない。今年に入り株価は下降の一途を辿り6月には年初来安値を記録。業績はと言うと2024年4月期の連結経常利益は過去最高益を更新、今期も微増ながら過去最高益を更新する見込みだ。3期連続増収、4期連続増配など堅調な企業業績を見せているにも関わらず、インフレや原材料コストの上昇などの不安要因もあり、株価は値下がりを続けている。

決算のインパクト不足を指摘されたこともあってか、高級お~いお茶や表紙一面広告などインパクトのある施策を実施しているのではないだろうか。

個人的にはこうした歴史のある産業(お茶)でパイオニア的な存在の会社(1964年創業)の株は長期保有に適しているのではないかと思う。それまでは専門店でしか買えなかったお茶をスーパーや自動販売機で販売できる仕組みづくりをした伊藤園。私も子供のころ「誰がわざわざお金を出して冷たい緑茶なんて飲むのだろう」と思ったものだが、今ペットボトルのお茶を買わない人の方が少ないだろう。

お茶と言う文化を更新し続けてきた伊藤園。今回の表紙一面広告を見てその意欲的な姿勢を再確認できた気がする。現在36万程度で買えるので、1500円相当の伊藤園商品も優待でもらえることだし、購入してみては?と思ったりする。あ、あくまで個人的な意見なので購入は自己責任でお願いしますね。

紙面がどれだけ緑色だったかはトップ画像に貼り付けておきました。著作権の問題もあると思うので、一部分だけですが。

今日はここまで。
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