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有期雇用と業務委託の違い

こんにちは!池田@未来志向Laboですー

先日のnoteでもご紹介させていただいた
地域サードプレイス「ふじくらす」

この構想はリモートワークによる、ワークシェアリングを通じて、それぞれが得意分野の仕事で活躍し、「やりがい」を感じながら、
地域活性化に繋がる日本社会を目指しています。

これを読んでいる、皆さんがお持ちの才能を開花させ、楽しみながら働き、学び、地域で生きていきたい!

そう思っていらっしゃる方を、
全力でサポートしていきたいと思っています!

そこで、今回は、フリーランス/副業における上で大切な「契約」についておさらいをしたいと思います。

※法の専門家の監修を受けた記事ではありません
解釈は、各自の判断になります

有期雇用とは?業務委託との違い

有期雇用契約とは、企業と雇用された者が期間を定めて労働契約を結ぶことをいいます。
有期雇用契約の期間は原則として3年が上限とされています。

例外的なものに高度な専門的な知識や技術、または経験を有する者、満60歳以上の者と有期雇用契約を締結する場合には、5年の契約期間が認められています。

有期雇用契約の種類は以下のようなものです。
· 準社員、契約社員
· パートタイム・アルバイト型契約社員
· 定年後の再雇用の場合の嘱託型契約社員
上記はパートタイム・アルバイト、臨時、非常勤、嘱託とも通常いわれます。
· 高度専門職型契約社員

派遣もこちらの有期雇用となります。

業務委託とはどういうもの?

対して、「業務委託契約」とは会社が業務を外部の企業や個人に委託する際に行われます。これを受けた側は、労働時間の縛りはなく、仕事の成果や結果を提供します。

会社員、派遣社員とは異なり、会社と雇用関係を結びません。対等な立場で仕事、業務をします。会社側から業務の進め方に対して、指揮命令を受けることは基本的にありません。

また、「何時から何時まで働くこと」などの時間的な制約を受けることもなく、あくまでも委託された業務をする、もしくは成果物を完成、提出することで「報酬」が支払われます。

「フリーランス」「副業」などから派生する働き方は、業務委託の部類を希望される事が多いです。


業務委託には2種類(3タイプ)があります。

職種別に解説します。
あなたの得意とする仕事に当てはまるかチェックしてみてください。

請負契約

請負契約は、成果物の完成と引き換えに依頼主である企業から報酬が支払われる契約形態です。成果物を納品するに際に、どんな業務を、何時間という決まりはありません。
企業からは成果物が不備なく完成し納品されたか?
ということだけが重要です。

デザイナー、ライター、プログラマー、
営業、コンサルタント(成果物の完成責任あり)
警備員、清掃員などが該当の職種です。

委任契約

委任契約は成果物の有無は問われません。法律行為を扱う業務の遂行が求められます。
不動産業、医師、弁護士などが委任契約です。

準委任契約

委任契約のなかでも、法律行為に該当しない業務は、準委任契約です。
市場調査やイベント会場等での受付業務、エステ施術など、幅広い業務が該当します。

研究・調査業務、コンサルタント(成果物の完成責任なし)
受付、美容師、エステティシャンなど多岐にわたります。

著作者:gpointstudio/出典:Freepik"

業務委託のメリットは?

業務委託は自分で仕事を探して働くため、得意な分野で活躍できます。
スキルや経験をアピールすれば、やりがいのある仕事をしていくこともできます。そして、営業や契約次第では、未経験分野へのチャレンジが可能なケースもあるのでご自分のスキルや希望を棚卸しておくと良いでしょう。

働き方の自由度が有期雇用よりも高い

勤務地、勤務時間がたいてい決まっている会社員と比べるれば、業務委託は働き方の自由度が高いです。業務に合わせて時間や場所を選んで働けるため、家庭の状態(子育て、介護など)を考慮しながら働く人も多いです。

収入アップが目指せる

業務委託は、仕事の成果の質量で報酬を得られる働き方です。十分な量の仕事を受けることができれば(スキルがあれば)、会社員より高収入を目指すこともできます。また、業務ごとの報酬になるので労働の成果が可視化され、モチベーションの維持や向上につなげやすいこともあります。

対人関係のストレスが少ない

基本的に個人で仕事をすることが多いので、人間関係での悩みが生じにくいようです。職場の上下関係はほぼありません。その為、自分の業務に集中して取り組むことが可能です。

業務委託として働くデメリットは?

仕事を自分で見つけなければいけません

営業、事務、会計などをすべて自分で行う必要があります。
収入やキャリアが会社から保証されず、不安定でもあります。

労働基準法が適用されません

契約が取れなければ収入はゼロです。
安定した仕事や収入を得ることは難しいと感じる人もいます。

業務委託で働くのに向いている人は?

自分のペースで仕事を進めたい人

業務委託は時間・場所などの自由度が高いため、自分のペースで仕事を進めるのが好きでそれができる人が向いています。
事務所を持たずともカフェやレンタルオフィスを利用するなど、効率化に向けて自分で工夫できる人には良いです。

セルフマネージメントが得意な人

タスクやスケジュールはもとより、モチベーションや体調管理も含めたセルフマネージメントができる人は、業務委託で活躍できるでしょう。しかし、誘惑に流されやすく自己管理が苦手な人は自由な働き方は大変かもしれません。

変化を楽しんで柔軟に対応できる人

業務委託では、案件や月ごとに関わるクライアントが変わることもあります。変化を柔軟に楽しんで直ちに対応できる人にとっては最適な働き方といえるでしょう。

自身が持つスキル、知識を仕事に生かしたい人

ご自身の専門性やスキルを生かして働きたい人は、会社員よりも業務委託が合っている可能性があります。ただし、専門業務の仕事を請けられるような営業力や人脈、スキルや知識は会社員で働く以上に必要です。

以上、ご参考にされて、あなたらしい働き方見つけましょう。

参考サイト
有期雇用契約とは?会社が気をつけるべき8つポイント! (best-legal.jp)

https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/caripedia/99/

有期雇用契約とは?改正労働契約法や企業の対応、注意点まとめ | 労務SEARCH (officestation.jp)


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