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60代で続けるお仕事

丁度60歳手前で、希望があれば65歳まで仕事を続けられる世の中になったの。

まだ家の25年ローン支払いがやっと済んだばかりだったし、
37歳で産んだ子もまだ社会人になったばかりだし、
全然貯金が無いんで、夫婦で老後資金を貯めなくてはならないし。

年金も65歳からしかもらえないから、どうしたって働き続ける以外生活できないっしょ。
生活だけなら夫の給料だけでもできないわけではないけど、そうするとダダモレザル家計は絶対許されないことになり、ストレス溜まって私の気持ちが暗くなりそうなのね。

ほんとなら、特別支給の厚生年金が支給されてるんだけど、給与+年間賞与/12ヶ月+特別支給の厚生年金が、28万円超えてしまうので・・・特別支給の厚生年金も支給ナシ。
ただし!!
2022年4月からは47万に縛りが上がるのでやっと月数万円支給されそうで、ワクワクしてるとこです♪
初めての年金受給、楽しみ~!

にしても、今時の60代って確かに若々しくてオシャレで、「老人」なんてとっても呼べないんだけども、でも体力やっぱり落ちてきてるわけで。
その低下具合を本人が気づかなかったり、気持ちと体力が調和してなかったりで・・・
実際は階段や、いやむしろ平坦な何にもないところで転んで骨折したり、仕事中に血圧がひどく低下したり反対に上がりすぎたり、もしくはコツンとちょっとしたところにぶつかっただけで肋骨折れたり・・・労災続きなんですわ。
その労災も、何日も休業が続く状態だったりすると、労働基準局に注意されたりすることになりかねず。
本当に難しいものだなあと思う毎日なのです。

最近、「人生100年になったから」と、普通に聞くようになったけど、皆さん本音でどう思われます?
そんなに、長生きする意味あるのかな?(自分のことね)
今までの定番、90手前くらいでポックリいきたいものです。
昔は90代で亡くなれば長生きしたね、大往生と言われたけども、今は言わないもんね・・・・・
医療のひっ迫から重症者を出さないでって意味ではわかるのだけど、高齢者を守るために5歳の子にワクチン打てってのは・・・
正直どうなんですか?

今の世の中余りに高齢者ばかり優遇し過ぎでは?
そのしわ寄せが全部若い世代に行くのわかってるくせに。
100歳超えの人がどんどん増えたら・・・
日本は幸せな国ですか?
そうではないような気がするのは私が性格悪いから?

若い人が、幸せになれる国
子どもを楽に育てられて、家もそんなに苦労せず手に入る国
その方が老人長生きより大事だと思うなあ。

私は、62歳でもフルタイムで仕事すると夜「疲れたー、だるー」しか出てこない日もあって。

自分の子供や孫に迷惑かけて長生きするのは辛いので、できたら70歳まで働いて、年金を142%でもらおうと思ってたのですよ。
実母がそうして、周りの老人よりずっと年金が多くて安心だというのを見てるのでね。
年金ろくにもらわず死ぬと損とか言うけど、死んだあとはお金に困らないでしょ、と母が言うのだ。
ほんとだなーと、私も思う。
なんとか暮らせる間は年金もらわず生活すればいい。
なるべく遅く受給開始にすると、元々の年金10万だったら、142000円になる訳でしょ。
それって田舎なら普通に働く女性の手取りと同じ位の収入で、そんだけ死ぬまで受け取れたら本当に安心だと思う訳よ。

私の母のように、若い世代が困っている時に少しは助けられるでしょ。
そうありたい。
貯金はパーッと使ったら無くなってしまうので不安で手をつけたくないと、誰もが思うでしょう?
だけども、年金ならパーパー使っても、二か月後には入金されるから、
経済回すためにできる限り子や孫、あと社会の為に使いたいと思うのね。

でも、70まではさすがに無理かなって思う今日この頃。
65歳までは働けると思うけど、おそらく精一杯で67~8歳位までかなー。
イヤイヤ実際、私も夫も体力的に難しそう。

それに、コロナ後はあちこち旅行に行きたいしね。
その為にジムとかに通い続けるつもりで、75歳位まではどんどん旅行に行って歩き回れるように頑張れたらいいなって思う。
だから、動けるうちに仕事辞めないと。

母の時代は年金が60歳からだったから、65歳まで我慢したらそれで142%になったわけで、それくらいなら私だって軽く可能なんだけどなあ。
70歳までは非常に難しい。

それとね、今日本語教師の勉強を始めようとしてて、外国人のお子さんの日本語学習ボランティアができたら良いなって思ってるの。
せっかく日本文学学科卒業したのに、学校嫌いだから教員免許も取らず普通の事務職続けてきてるの、なんとなく残念だったし。


私より若い女性には考えてもらいたい事があるのだけど。
第三号制度って、得だと思いますか?

確かに女性の少ない給与から社会保険料を差し引かれるのは辛いです。
130万以下なら第三号ということで、今までは108333円までのパートで働く人が多かった。
それが今年から、100人以上の従業員の会社では88000円以上だと社会保険加入になるそうで。

社会保険の制度も時代に合わせて、第三号制度を縮小していこうという動きなんですね。

第三号国民年金の保険料は、誰が払わされていますか?
厚生年金に加入してる働く主婦、妻が働く夫、また独身者も、
『妻が第三号の人と同じだけ負担させられています』。
よその家のパート主婦や、専業主婦に、自分が支払った年金保険料を搾取されている・・・正直言ってそんな気がしてしまう仕組みなのです。
その第三号の人口って、1000万人にものぼるのだそうで、100歳以上まで生きるというのですから。

第三号制度のできた、昭和の時代は女性が働ける会社も少なく、結婚した女性が仕事を得るのは難しかった。
若い女性が就職した職場でも、結婚するなら寿退職するよう圧力があり、また25歳超えたらお局と呼ばれ、若い子に入れ替えたいからと居辛くするような風潮さえね。

だから夫に捨てられたら生きていけないと思いビクビクしてる女性も多かったし、夫が妻の年金を掛けるのなどもったいないと思えば無年金になってしまう女性も多く問題になったのですね。

でも今は違うのですもの。
あの頃若い女性は家で「家事手伝い」が普通の時代でした。
が、いまそうなら「ニート」と呼ばれてビックリしてしまう。
いつから、男女とも学生でなければ働いて当たり前の世の中に変わっていたのかしら。

もはや時代に合わせて、
子育て中や介護中の人を全員、結婚してるかどうかなど関係なくお互い助け合える制度にしたほうが良いと思うのです。
シングルマザーも楽に産んで育てられる世の中にしたほうが良いし、
老親の面倒を見て動きが取れない独身者も、もっと負担無く暮らせる世の中にしたいと願います。

その為になら私の少ない社会保険料ですがどんどん使ってほしいです。

第三号で居られる人は、夫が高収入の人がほとんどですから、自分の年金は国民年金だけでも、夫の厚生年金が多額なので老後も安泰なのですね。

でも、思いもしない老後もあります。

夫が先に死んでも遺族年金がもらえることも多いですが、では、離婚してしまったら?

結婚時代の年金を分割する事はできますが、例えばそれまでフルタイムの経験が無かった場合45歳から働きだしても、キャリアが無いので給与は多分最低賃金に近いでしょうし、そもそも正社員として採用されるかどうかもわかりません。

それに、重病にかかってしまった場合とか。
健康保険や雇用保険は「保険」機能も思ってるより充実してます。

1年半までの怪我や病気には健康保険から。
93日までの家族の介護、1歳まで(保育園に入園できなければ最大2歳まで)の育児休業には雇用保険から。
産前産後14週間会社を休業した期間も、健康保険から。
給与の67%が支給されます。(課税されないので翌年の住民税も下がります)

しかも、産休・育休の間は、本人も会社も社会保険料免除(払ったことになり、年金は休業前と同じ給与で働き続けた計算に)。

社会保険に加入していないパートさんだと、病気で働けなくなっても補償がありません。

私の場合は家のローンや子の大学進学で、どうしてもフルタイムで働くしかなかったのですが、62歳になった今は、まあ、働き続けて良かったのかもしれないなと。

やっぱり自分の年金が多少でも増えるのは安心です。
賃金が20万円の人なら、一年多く社会保険料を払えば、将来もらえる年金が一ヶ月につき1000円増える計算になるとか。
たった1000円ですが、他に収入が無い老後の毎月1000円って貴重です。

働いてれば、これから海外旅行に行くとしても、二ヶ月分の給与でヨーロッパ当たり行けちゃいますもんね。

それで早く死んだら死んだで、すっきりさっぱりこの世とおさらばすればいい。

年寄りは死んでいくもの、それが生き物だと思うし、
生きている間はできるだけ自分のお金でやりくりできたらいいな、と思うのです。


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