生活のモビリティを上げる
「職に就くのではなく、活動を束ねていく」という生きる上での大前提となるアイデアについて、以前「精神がゆるやかに死にゆくとき」というnoteで触れたことがある。
いまいまは、週7稼働で毎日ポーカーをしているけれど、思い切って金・土の二日(テーブルが盛り上がり、期待値が普段よりも高い)だけプレーする生活に切り替えることを検討している。最低限の生活費をキャッシュゲームで稼ぎつつ、残りの時間をすべて、創作活動に充ててみる。「なにかを変える必要がある」と直感してるときには、変えるのが正しい。と、信じて。
自分なりの習慣的なルーティンや自己規範を打ち立てることは、中長期的なゴールに向かう上で、ありたい姿の自分に近づく上で重要だ。一方で、ときに立ち止まり、自分の精神と時間のリソースの振り分け先を再考し、リーンに組み立て直すの怠るべきではないと思う。いわば、生活におけるモビリティ(可動性)を高く保っておくイメージというか。
せっかくケニアにいて、ネオニートのような自由と責任がセットになった生活に身を置いているのであれば、だれに委ねるでもなく、自分自身の意志と
規範で生活を築いていかなくてはならないから。
“起業”とか“挑戦”とか、なんでもいい。やってみたいことがあるのに「準備」とか「用意」ばかりしてたら、時間だけが過ぎていく。熱は冷め、衝動が死ぬ。 人生そのものが「起業」なんだと「実験」なんだと思えたら、動く、やってみる以外に選択肢はない。最高の準備とは、はやってみることに他ならないのだから。
たった1年で人はいかようにも変身できることを知っている。天高く飛翔することも、底を抜けて転落することも。可能性は上にも下にも振れる。怖さばかりを見つめないで、思いもよらぬ天啓が転がってることにも、心を躍らせたい。Up&Downはどうしたってある。転がることにこそ、意味がある。
そもそも一回しかない人生に再現性などないのだから、だれのことを気にする必要もない。だから、何気ない日常に降る貴重な”天啓っぽさ”とか、欲望とか衝動を大事にしたほうがいい。答え合わせはあくまでも後だけれども、非連続は非合理から生まれることが多いと思う。自分を信じよう。
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