《WSOP 2024》メインイベントの激闘が終わって 【#94】
ベガス DAY26: Main飛翔から一夜明けて
AM5に目覚め、すぐに情報を確認する。戦友が日本人最後の二人に残り、チップをかなり持った状態でDay6に進出。伝説を作ってほしい。
臭いことを言うつもりは1mmもないんだけど、何歳になっても「挑戦」は人生に潤いを与えてくれるなあ。WSOP、心の底から素晴らしい舞台だ。世界が熱狂する理由がわかる。
ポーカーに熱中するあまり、原稿の締め切りが危うくなったので、切り替えてフルスロットルで仕事に臨む。3時間脇目も振らずに集中して原稿に向き合い、なんとか初稿をまとめる。これで無事に長見の応援&ミッドステークスにエントリーできる。
ベガス DAY27: Mid-Stakes Championship
AM5に起床。ポーカー並に作業に集中し、無事に本日締め切りの原稿を仕上げる。
ホースシューに向かい、長見と合流。
ルーティン通り1,000万ドルになる牛丼をかっくらう。ビジョンの共有。
カジノに戻ったらミサワさんと出会したので写真を撮ってもらう。オウッ!
その後キャッシャーで換金を試みるも、ITINの申請を済ませないと現金を受け取れないとのことだったので、日曜の朝にアポを入れておく。友人に3,000ドルを融通してもらい、Mid-Stakes Championshipにエントリー。
着席した瞬間、テーブルの顔面レベルが昨日とは天と地の差で流石に笑う。ポーカーのレベルは顔面に表れる。
わりと順調に推移していたものの、A,Q << J,10、トリップスを作られて大幅に減らす。そこからリズムを乱していわゆる砂利に。
ディナーブレーク明け、ちびちびと粘る。しかし後10分で本日の最終レベルというところでA,4 << K,Kにて飛び。
家に帰って目が閉じるまで、メインで爆走中の長見を全力応援。歴史を塗り替えて欲しい。
日本帰ったらルックバック観たい。もう1ヶ月もアメリカいるよ。
ベガス DAY28: $777 LUCKY 7’S
AM6に起きて、友人の状況を確認。LINEでやり取りをしながら、改めて天変地異が起きていることを実感。朝活ルーティンまで部屋で過ごす。
Alex Foxenの嫁さんが、女性プレイヤーの中で段違いに強い。これが本物のパワーカップルか・・・(笑)。そして友人がインタビューの受け答え板についてきた。適応早いぞ流石に。
午前中、仕事の整理。AM10:30ホースシュー移動。
わりと順調に走っていたものの、時は突然訪れる。JJ << KKにオーバーキルされて死亡。脳死で切り替えて、メイン会場へ盟友の応援に向かう。
リクルートに10ヶ月しかいなかった人と、10年いた人が、ポーカーという交差点で再び出会った。
ベガス DAY29: Poker Hall of Fame Bounty
AM3に帰宅し、約4時間睡魔で起床。早めにホースシューに向かい、ITINのアポへ。
諸々の手続きを終えて、無事にメインのプライズ40kをキャッシュアウト。長見が目覚めるのをカジノで待つ。
友人が一向に起きてこないので、EURO決勝、スペインに気合いベット。初志貫徹。
最高の試合展開でギャンブルを制す。Vamos Espana。勝ち額からそのまま軽く、コパアメリカ決勝に流す。90分ドローにベット。
ようやく相棒が降りてきたので、刀屋で飯。食い終えて、$1,979出しのPoker Hall of Fame Bountyトナメにエントリー。殿堂入りプレイヤーを飛ばすと、そのプレイヤーが殿堂入りした年の額のバウンティがもらえる、WSOPならではの面白いトナメ。
トナメやってる最中、『第ゼロ感』のイントロだけ無限ループで聴いてたい。もしくはサカナクションの『白波トップウォーター』。
オープンに1コール入ってる状態、COからAQsでスリーベット。なぜかコールしてた人がオールイン。ほぼ同スタックで渋コーしたら、出てきたのが9,9。フリップ勝てずにあえなく敗退。無感情。コパアメリカ決勝を観てから、とも思ったものの、早起きしすぎて睡眠不足なので家に帰る。
ベガス DAY30: $777 LUCKY 7’S 2機目
11時間睡眠から起床。EUROから継続で流していた、コパアメリカ決勝のドローも予想が的中。ナイス。
ここから先は
ケニアで無職、ギリギリの生活をしているので、頂いたサポートで本を買わせていただきます。もっとnote書きます。