カイさんのJavaScript本レビュー 〜先人の著した書物で冒険の起点に立つ〜
ワタシのnoteのプロフィールには、こう書かれてまして。
語学とか、プログラミングとか、楽器演奏とか。出来ないことが出来るよう足掻く様をお届けする予定です。
そう、プログラミングとか書いてたんですよね。ぜんっぜんやってないんですが。
そんな中、カイさんが書かれた初心者向けプログラム解説本「ゲーム脳で楽しむプログラミング」という本をキャンペーンでいただきまして、ああこれでもうnoteのうそっこプロフィールにドキドキしなくてもいいなぁ、と。
さて、年末のお休みにも入りましたので、一通りテキストに沿って最後まで終えましたので、ご紹介と感想をば。
こちらの本は、ハンドルネームでいうところの「カイ士伝」さんが、ご自身がオンラインプログラミングスクール「256times」での3ヶ月間で身に付けたJavaScriptナレッジを咀嚼した上でまとめ上げたものとなっておりまして、「初心者だからこそ書ける、初心者向けのプログラミング解説本」を狙ったものとなっています。
詳しくは、上記カイさんのnoteにあるブログ記事をぜひ。熱い想いが書かれてますよ。
で、ワタシもまごうことなき初心者ではありますが、そんなワタシでもサクッと終えることができる内容となっておりました。なぜかというと、こんな感じ。
・実際の「動くプログラム」をいじりながら進めるので、退屈しにくい
・全体的にドラクエ的世界観をベースに説明が書かれており、イメージしやすい
・短い(全5章)
はい、ガッツリと網羅的にやるのではなく、導入部、なんというか「冒険の心得」的な部分にフォーカスしているんですね。
文法とかも深くは触れず、簡潔なプログラムと実行結果の両面で「(プログラムの)どこが(画面の)どこに影響を及ぼしているか」を伝えることによりイメージを沸きやすくしている感じ。
あと、専門用語を極力排除していて、代わりに用いられた「まほう」や「召喚」といったRPG的な説明も結構マッチしていて、うまい説明方法を考えられたものだなぁ、と初心者ながら感心してみたり。
全体の量が短めなのもメリットだと思っていて、この本の役目であろう「プログラミングの世界に一歩を踏み出させること」には成功していると思います。
より深みに入っていきたい場合に市販本を買っても、ムスカよろしく「わかる、わかるぞ!」ってなるんじゃないかな。
もらっておいてアレですが、不満を書くとすると、
・手を動かしてやってみる「演習」が中盤は全くない
・誤字がボチボチある
・・・こんなところですが、それはそれ。
前者については自身で積極的に改変してイジってみるのがよいんでしょうね。
これを機会に、せっかくプログラミングに触れてみたんですから。
ということで、よい機会を与えていただけてありがとうございました! >カイさん
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