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アートがなにかわからなくなって児童書『美と芸術って、なに?』を読んでみた
私はアートが好きだ。
でもそもそもアートってなんだけってなってきた今日この頃。
そしたら先週末、すごくいい本を見つけたんです。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/14641504/picture_pc_3d37e8981021ff24f52bc9e03d9ea3d7.jpg)
フランスのオスカー・ブルニフィエさんって方が作者で
世界中の学校の先生とお話して書いた本だそうです。
目次は全て質問です↓
「うつくしさに考えることはみんな同じ?」
「うつくしいってなに?」
「誰がそれを決めるの?」
「芸術ってなんの役にたつの?」
「ぼくたちはみんな芸術家?」
この本のすごくいいなと思ったところは
答えがはっきり出ていないんです。
例えば、「うつくしいもののこと、きちんと理解すべき?」
って問いに対して
「ちがう、うつくしさってアタマじゃなくてココロで感じるものだから」
とまず意見の道しるべがあって
その下に
「君がココロで感じることはいつまでもずっと変わらない?」
「アタマでもわかっておけばバッチリじゃない?」
さらに答えを追いかける問いがいくつも続いていくんです。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/14641839/picture_pc_363478f63e1bfb8b403d45a2e2dc5788.jpeg?width=1200)
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/14641841/picture_pc_fdaa7b5f4b9a7b01bd674125c68e5823.jpeg?width=1200)
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/14641842/picture_pc_6a2dc8b5f9b3152bbd211c87b7d63c11.jpeg?width=1200)
絵もすごく可愛い(´・ω・`)
疑問に思ったことに、答えがいらないわけではないけど
考えるっていうことはどこまでも続くものだから
問いに問いを重ねて
自分の頭で考えさせてくれる。
とても良き本でした。
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