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子供のお絵かきの発達段階の見分け方


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いくつかの保育園でお絵かきの講師をさせてもらってて、辛いなーて思うことがあります。

どこの保育園でも大人の願っていることは同じです。

「子供を幸せになるように育ててあげたい」と思ってます。
そのために色々なことを教えてあげたいと思ってます。

それなのに、一緒に賛同しあえなくて話し合い納得してもらわないといけないし時にどちらかが折れなくちゃいけない時があります。


わたしたち大人は、子供たちに遊びではなく教育的目的のために何かをさせるのであれば

すぐに大人の真似事をさせるのではなく、その時その時の子供の発達段階に合ったことをさせてあげなくてはいけません。


お絵かきでいうと

2歳の子供は手の動きの調整を覚えたい時期です。

絵を通して、描かれる線を思い通りにすることを習得するとともに手の力加減を覚えます。

次に3〜4歳になって、今現在起きていることだけしか考えられなかった脳から物の特徴をつかんでシンボル化し、思い出すことができるようになります。
ここでやっと思い出したその特徴を絵で描きだすという、大人が落書きをする時と同じことのできる脳の構造が出来上がります。

それなのにペンを持ち出してままならない子供にすぐに、何かを描かせようとさせます。

子供は賢いので、大人がして欲しいことを読み取ってしてあげることができます。

しかし大人の都合で子供の成長を押し進めることは、その子に伸び伸びとした自立した成長にはつながりません。

ーお絵かき発達段階の見分け方ー

最近、何度も実験して確信した
腕の運動期→シンボル化できた期が見分けられる方法をご紹介します。

これはゴリラが人間のように絵が描けるのか?の実験で使われたものなんですが
(結局これは人間しかできません。見たものを頭の中で特徴をつかんで置き換えられるのは人間のみだそうです)


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片目の描いてない絵を渡して、描かれていない片目を補完できるかどうかです。

できたら、もう脳内でイメージすることのでき、何かを絵で表すことができる段階です。

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(↑これはふざけて目以外も補完しすぎ笑)


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