ひとりでロックスターになる方法 ep.00
これは、ひとりぼっちでロックスターを目指そうとしている気の毒な若者のための参考資料であり、我が息子へのメッセージである。
自分がこれまで音楽を通じて何を思って何を感じ発信してきたかを、ここに綴ることで誰かの役に立てばよいなと期待しています。決して上手な文章ではありませんが、お付き合いいただければ嬉しいです。
まずは自己紹介をさせてもらいます。
私は2003年から2017年まで「リバーシブル吉岡」という名前で音楽活動をしてきました。
音楽活動といっても陽の当たるオーバーグラウンドなものではなく、限りなくアンダーグラウンドなものでした。
音楽ジャンルを簡単に説明すると「下ネタ有りの歌謡曲」です。コミックソングと言ってしまうとあまりにも小綺麗すぎるので、友達の宇田くんに「ピンク歌謡」と命名してもらいました。
下ネタなので好き嫌いは確実に分かれると思いますが、私なりに結構こだわってやらせてもらってました。
音源はインディーズで3枚のCDをリリース。
iTunesでは1作品を配信してます。
ちなみにCDは各タイトル1000から2000枚程度しか売れてません。
所謂売れないミュージシャンと呼ばれるものです。
リバーシブル吉岡として活動を始めたのが大学4年生の頃。大学卒業後はサラリーマンをしながら二足のわらじで音楽活動をしてきました。
音楽活動での収入源は音源、物販、出演ギャラのみでした。
さほど儲かっていたわけではありませんが、サラリーマンで稼いだお金とは完全に別会計で回していける程度には貰っていました。(ありがとうございました)
リバーシブル吉岡の活動中に結婚もしまして、子供にも恵まれました。結婚、子供の話もまた追ってお話しさせてもらいます。
そしてなんだかんだと歌わせてもらいながら14年目の2017年8月に活動休止とさせていただいたわけです。活動休止に至る話などもまた追ってお話しさせてもらいます。
以上が簡単な自己紹介です。
普通に考えると「ピンク歌謡」は無謀なジャンルだと思います。どういう角度から想像しても売れっ子ミュージシャンにもMステアーティストにもフジロック常連アーティストにもなれる気がしません。
それなのに、私がなぜリバーシブル吉岡に、ピンク歌謡にこだわって活動を続けてきたのか、そして辞めるに至ったのか。この媒体を通して伝えていきたいと思います。
具体的な内容はこれから決めていきますが、ざっくりと予定している内容は以下の通りです。
・どうしてピンク歌謡?これまでの音楽観
・ソロアーティストのメリット、デメリット
・20文字で伝える自分のこと
・目標を明確にすることではっきりと見えた己の場所
・リバーシブル吉岡式作詞作曲法、練習法
・終電があるので打ち上げには出ません
・ライブハウスで生きる方法
・熱い話は嫌い
・”売れる”ではなく”残す”を選んだ理油
上記以外にも色々と脱線しながら書いていこうとおもいます。
といっても私はSNSをやっているわけでも無いですし、実際何人の人が読んでくれるのかは分かりません。
でも、偶然にも読むことになってしまった貴方に向けて書かせてもらいます。
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