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保護者発「オンライン朝の会」を主催し始めた、という話。

休校期間が延びる空気感満載の報道。志村けんさんを奪ったコロナ。些細な言い争いが増えた家庭内で終わった3月最終週。

淡々と家族サポートに徹し、乗り切る作戦だったおかあさんが、4月はちょっとだけ周囲とオンラインつなげたよ、という話です。

4月1日(だけど、エイプリルフールじゃないよ)

オンライン講座やアナログ作戦、色々試しつつ、家族のみの生活にもだいぶ慣れた我が家。しかし、こりゃ何か方針転換しないとな、と思ったきっかけは、最近の朝の様子。

やだ。起きたって、別に予定無いし。
朝ごはんとか、あんまりお腹空いてないし。

や、やさぐれている。。。
休校期間が終了したけれど、春休みは無いまま3月終了。1学年進級しました、みんな大変だから、お家で頑張りましょう。

しかし、頑張っても新学期が始まるかどうか、分かりません、と言われても、だよね。そうだよね。

頭で分かりつつ、遊び仲間も先生役も、おかあさん業もリマインダーも、は限界が。。やっぱり子どもは、子どもに会いたいんだ。

その時、ふと思いつく。
オンライン授業導入し辛い、と嘆くばかりより、私が主催者側になれば良いんじゃない?
私達以外にも、しんどいと思っている人、いるんじゃない?

絶賛甘えガールの娘を抱えての在宅講師業はムリ、と諦めていたけれど、「朝の会」「終わりの会」形式なら、双方向参加型のZoomなら、とイメージがは拡がり、、そこからは早かった。

恐る恐る、顔見知りのお友達に声をかけてみる。
気さくなママさん達なのに、やけに緊張する。

好反応を後押しに、マイミーティングを設定。

自分もZoom初心者なのに、そもそも見知らぬママさんに連絡するとかハードル高すぎ!なのに。説明するとか書いちゃって、自分の退路を断つ作戦。

そして迎えた今夜。
20分前にログインしちゃって、危うくMTタイムアウトしかけたのはご愛嬌。

画面越しに再会する子ども達。子ども経由で名前ぐらいしか知らなかったクラスメート達は、皆ちょっと緊張していました。でも、ただただただ嬉しそう!

「どんなMTにしようかね?」「こんな話題はどうかね」「オンラインで気をつけることは何かね」と心配していたけれど、いざ始まってみたら、にらめっこし合うだけで、もう十分楽しそう。

沈黙をひやひやしながら見守っていると、自分たちで次回のアイデア出してくる嬉しいサプライズまで!


フォローするおかあさん、実は緊張して、胸元に蕁麻疹が出ていた(笑)けど、なんだ良い時間じゃないか。トライアルとして手応えありじゃないか!で終わった30分でした。で、週2回で開催していくことに決めました。

私の役目は、「子ども達が学校に、社会に、戻るのが楽しみになる居場所」を作ること。
小学生Zoom主催側、やってみての初回感想

①ミュート説明は不要
→操作に慣れていない分、よけいに混乱させた。反省。

②待機室利用で、登場シーンが盛り上がる
→あ、誰か来たよ〜?誰かな?と視点集約、主催側は参加を把握しやすい。これは次回もやろう。

③反省:紙とペンの指示。
音声乱れも多いので、紙が必須。でも、小学生が準備するのは鉛筆。そして画面は小さい。

→大きく書いて見せてね、の曖昧指示したところで、見えない。。googleスライドやポストイットはどうだろう?

④×答えにくい、同じ回答になりがち質問の罠にはまる。
「×今日はどんな気分?」
○学校の話題、連想ゲーム「好きな給食を言い合おう!」

そして、一番大きく感じたのは、

⑤沈黙は、怖がらない。やってみせ、やらせてみて、褒めて、見守る。

ネットリテラシーだのプログラミングだの、大人が構えているのよそに、子どもは画面越しの試行錯誤が楽しそう。
基本ルールを確認した後は、まず見守る姿勢はネットもリアルもおんなじなんだなあ、と感じ、このまま休校期間や人が集まる機会が難しいとき、私は私なりの杖を手にした気分でした。

ということで、5月GWまで、週2ペースで開催続けていくつもりです。

今日の記憶:ママ、笑顔で乗り切るぞー。

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