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街・人を再構築する.(猫について)

猫という存在。人間とともに長い間暮らしてきた。ただかわいいだけが猫のすべてではない。今回から、人よりも視点が低い動物として(地面に近いところに視点を持つ存在として)考えていく。普段の生活と異なる視点を持つことで、ささやかながらも、意味のある発見ができるかもしれない。

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猫の目は驚くほど素晴らしい。本当に信念がこもっている気がする。人に依存してきただけでは、こんな目にはならないと思う。確かに人間から餌はもらっているかもしれないが、野性としての目、複雑な事柄をうまく見通してしまうのではないかという目をしている。ただ単純なのかもしれない。そこから街を見渡す。

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正面から。なんというか、無気力感のようなものを感じる。どういうことをこの猫は考えてきたのだろう。そして私に訴えたかったことはなんだろう。極めて人間に近い表情をしている気がする。

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丸い。優しさ。しっかりとした足取りで、あたりを歩き回っていた。

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こっちを見ている。弱気になってきてしまった。とんでもなく怖い。

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ものすごい威圧感。猫にこんな目つきで見られたらひるんでしまう。とにかくこんな猫に出会うなんて、予想もできないことだった。好き勝手で申し訳ない気がしてその場を立ち去った。

(つづきます)


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