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スーパー業界のデジタル転換:アプリ開発の舞台裏

みなさん、こんにちは。
私は雪の降る町で小売業に従事しているサラリーマン(男性)です。
普段はスーパーで商品の販売をしているのですが、今は機会に恵まれてデジタルを勉強中です。
そしてそのデジタルで職場の問題を解決しよう!と奮起しております。

前回は、自分がやりたいことを中心に考えるのではなく、学んでいる技術を業務内で活用して効率改善ができるのではないかと思い、職場の問題点を実際にヒアリングして深堀してみました。

今回は問題点を実際にアプリで作りたいと思い、前回協力をしてもらった方々に再び協力してもらい、制作するものを固めるためにヒアリングとフィードバックをしてもらいました。


フィードバックと問題提起のためのTeams連携


まずは前回、協力をしてくれた上司と同僚二人でTeams連携し、私の方から前回記事で出してもらった問題点に対するフィードバックをしました。

メンバーとTeamsを使って意見交換

解決案が明確に提示できない事もあり、貴重な意見をもらった手前、申し訳ないですが率直な意見を伝えてみました。
それと合わせて、問題提案とそれに対する解決案を出してみました!

1.スマートショッピングナビ


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私からの問題提案と解決案の1つ目は、
LINEを使用した売り場案内のChatBotのアプリ作成です。

総合スーパーでの商品の場所に関する問い合わせの対応問題


問題の背景としては、売場で働いていると、お客様から商品の場所を尋ねられることが頻繁にあります。特に総合スーパーでは品揃えが広いため、どこに何があるのかわからないお客様が多いです。担当外のことを聞かれると対応が難しく、担当者に連絡してお客様を待たせることがよくあります。場合によっては、担当者が対応できずお客様を待たせ続けることもあります。

ChatBotを使った解決案

そんな時に、売り場案内のChatBotのアプリを使えば、LINEで商品名を送るだけでどこにあるのかすぐに答えてくれてお客様を待たせることなく売り場をご案内できます!
実装にあたっては、LineBot、Googleスプレッドシート、ChatGPTを組み合わせて作成すれば出来そうです。


2.客注対応アプリ


私からの問題提案と解決案の2つ目は、客注品対応アプリです。

客注品とは?
小売業界にて使われる言葉で、お客様が店頭にない商品を取り寄せて販売することを指します。(サイズ、種類、数量など)

デジタル化が進む反面、減らない紙媒体

デジタル化が進む一方で、普段の業務の中で紙媒体はまだまだたくさん使用されているのが現状です。
その中でも、私の身近にある業務の客注品でも紙がたくさん使われています。また、その紙は個人情報につき取扱いに注意しなければならなかったり、保管の期間が定められており、「取扱リスク」と「保管場所を設けなければならない」といった問題があります。

客注品業務のデジタル化

これらの問題を解決するために、客注品の業務を一元管理できるアプリを開発しました。
このアプリを使えば、紙を使用する必要がなくなり、保管場所に悩むこともありません。このアプリは既にプロトタイプが完成しており、何人かに試用してもらっています。GoogleのAppSheetを利用して作成したもので、客注品業務を一括して管理できますが、まだ改良の余地があります。


3.社内Q&Aアプリ


ChatBotくん

情報共有プラットフォームの分散による効率低下問題

こちらは私からではなく、上長である課長からの問題提起がありました。

「本部からの情報が投稿される場所が複数あり、どこにあるのか探すことがあり時間効率が悪く困っている」

確かに私の会社ではなぜかプラットフォームが大量に分かれており、何の情報がどこにあるのか非常にわかりづらいです。
私は慣れてしまいましたが、普段使わない人や、新入社員の人たち何かはかなり困っているかもしれません。

社内情報共有の効率化に向けた解決策の提案

こちらは具体的な解決案まで提示されておらず、私が考えた解決案としては

①プラットフォームをまとめてしまう
②社内Q&A Chat Botを作成

上記の2点で、直接的な解決法としては①が出来れば一番良いのですが、それにかかるコストや時間を考えると短期間で解決するためには難易度が非常に高いです。
反対に②であげた方は、Teamsを使用して社内Q&A ChatBotを作成することができれば、①に比べてコストもかからず、作成時間も大幅に減らすことが出来そうです。

同僚からのフィードバック

全てに対してではないですが、職場の3名の方からフィードバックを頂きました!

アイディアをたくさんもらいました!
個人的な名前のところや、社内の事は白塗りしてます。

私の提案を送ってから、少し期間が空き、忙しくて中々フィードバックをもらうのが難しいかったかな?と不安な気持ちだったところに続々とメッセージが届き安心感と嬉しさに包まれました。
皆さん、業務で忙しい中でフィードバックをして頂き、感謝しております!

特に、売り場案内アプリに対してたくさんのご意見を頂き、

「売り場ルートも表示できれば良い」
「探したい商品の下におすすめ商品、関連商品の案内も出来れば良い」

など、とてもユーザーフレンドリーで素晴らしいアイディアがたくさん生まれました。


実装に向けて

今回Teamsでの意見交換を元に、職場の業務改善に繋がるアプリ制作のビジョンが今までもよりも鮮明になりました!
特にLINEBotは、おもしろいアイディアもたくさんあり、実現できそうな有力候補になりました。

今回はTeamsでの文章のやりとりになりましたが、次は直接ミーティングなどを通じて会話をし、さらに深堀を進めて業務改善アプリのプロトタイプを作成していきたいと思います。

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