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私が会社員・パート・アルバイトをしながらバリスタFIREやサイドFIREを目指す理由(起業やフリーランスにならない理由)

こんばんは。

今日は、私が会社員やパート・アルバイトをしながらFIREをするバリスタFIREやサイドFIREを目指す理由(起業やフリーランスにならない理由)について投稿します。

ドルコスト平均法による積立を行う理由


私がドルコスト平均法による積立を行う理由は、将来的に"バリスタFIREやサイドFIRE”を目指したいからです。

上の図はFIREを分類したものです。
世間一般のFIREとは"働かずに投資収入のみで生きていく"というイメージだと思います。
一方、私が目指すバリスタFIREやサイドFIREは図にもあるように、労働収入と投資収入の2つで生きていく手法です。

なぜ、バリスタFIREやサイドFIREを目指すのか?

サイドFIREについては、昨年に投稿したこともあります。昨年時点で私がサイドFIREを目指す理由は、
1)自分のしたいこと/得意分野/強みを活かした仕事をしたい
2)段階的に週4勤務や週3勤務と勤務日数を減らして余裕のある生活をしたいというものでした。
そのときの投稿は以下のリンクよりご覧下さい。

上記の理由と併せて、バリスタFIREやサイドFIREを目指す理由として、次の3つも取り上げることができます。
1)社会とのつながり(孤立死対策)
2)健康増進(認知症対策・ボケ防止・肥満防止)
3)社会保障の確保(傷病手当金・厚生年金・社会保険料負担の低減)

バリスタFIREやサイドFIREは、"FIRE本来の自由×会社員としての保障"のいいとこ取りができると考えています。

会社員・パート/アルバイトのメリット

上記の理由について一つずつ解説します。
1)社会とのつながり(孤立死対策)
 FIREを目指す目指さないにかかわらず、私を含めた生涯独身を貫く人間にとって、必ず考えなくてはならない課題です。
 労働をしない完全リタイアをしてしまうと、社会のつながりがなくなってしまいます。また、職場環境が存在すると、連絡がなく仕事を休んだりしていると、心配しているかしていないか抜きに会社から連絡がくるので、孤立死対策になるかなと考えています。

2)健康増進(認知症対策・ボケ防止・肥満防止)
労働をしなくなるということは、頭を使わなくなります。そのため、自分の得意分野で無理のない範囲で仕事ができるバリスタFIREやサイドFIREは認知症対策/ボケ防止になると思います。また、職場への出勤は、出勤をするという運動を同時に行うこともでき、肥満防止になります。
 これら健康増進策を進めると、高齢になってからの病院通いや老人ホームへの入居・介護の費用を節約できるという効果も出てきます。

 "職場への出勤を薦める"というと、リモートワークがさかんになった今の時代に逆行しますし、人によっては"老害おじさん"などと言われるかもしれません。
 私自身は、リモートワークをしたい人はしてもいいし、できる人はしてもらいたいくらいです。一方、出勤したい人はしてもいいとも思います。
 一番良くないのは、リモートワークできる仕事なのに、"全員出勤を強要"することだと思います。出勤理由が"コミュニケーション"だの"出勤が仕事"という点にはあきれてものが言えません。

3)社会保障の確保(傷病手当金・厚生年金・社会保険料負担の低減)
 2)にも関連しますが、会社で働くということは"2号被保険者"として働くことができます。最近は正社員でなくてもパートやアルバイトの人も"2号被保険者"になる場合があります。
 詳しくはこちらの投稿をご覧下さい。

"2号被保険者"とは、会社員や公務員、所得額によってはパート、アルバイトの人のことをさします。バリスタFIREやサイドFIREはこれに該当する場合が多いです。
労働収入がなく完全リタイアして過ごす場合やバリスタFIREやサイドFIREのうち、起業/フリーランスをする場合は、"1号被保険者"にあたります。

a)年金について、
"2号被保険者"には、1F建て部分の基礎年金部分に加えて、2F建て部分の厚生年金が追加される点です。1号の人には基礎年金部分しかありません。よって、年金支給額が2号被保険者は多くなります。

b)社会保障
"2号被保険者"には、高額療養費制度に加えて、傷病手当金・女性の場合出産手当金が追加される点です。1号の人には高額療養費制度しかありません。よって、国の社会保障が2号被保険者は手厚く、民間の保険の加入をしなくてもよくなる場合があります。逆に1号になると、民間の保険の加入は重要となってきます。

c)社会保険料負担の軽減
"2号被保険者"の社会保険料負担は、労働者側と会社側の労使折半です。一方、1号の人は国民健康保険料ということで全額個人負担です。また、国民健康保険料には扶養という概念がないため、世帯人数分だけ全額支払わないといけなくなります。

よって、会社員、パート・アルバイトといった"2号被保険者"は、社会保障が手厚くなっている、また信用度も高いというおいしいことづくめ、ある意味では日本最大の既得権益層ともいえると思います。

私が会社員、パート・アルバイトをしながら(逆に起業やフリーランスを行わない理由)FIREするバリスタFIREやサイドFIREを目指すのは、保険料負担が少なく、社会保障を手厚く受けられ、かつ民間の保険にも入らずに済むので低コストであるからです。

最後に。フリーランス信仰、会社員ダメ論について

FIREの投稿や動画をみていると、完全リタイアのことばかりが注目されます。また、働き方についてもフリーランス希望が多くみられる風潮があります。また、会社員の働き方は"時間リッチキャッシュリッチに逆行する"ことからダメ扱いされがちです。
ただ、今回取り上げた理由を踏まえると、会社員・パート/アルバイトとして働きながら、また勤務日数を段階的に減らしながら、サイドFIRE/バリスタFIREを目指すという方法がお金の面でも健康面でも一番バランスがとれているではないかと考えます。

最後に、会社員という働き方について参考になったものとして、
私が読んだ本とレビュー、動画を貼っておきます。

どのFIREを目指すにしても、日々の家計管理や自炊を行うなどの取り組みは必要になります。この投稿を通じて、私のnoteの投稿はサイドFIRE・バリスタFIREを目指すための日々のblogになっているのかなと気づきました。

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