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【起業家必見】創業時の事業計画がダメダメだった件について
2015年9月に株式会社ZIZAI(当時はDUO)を立ち上げました。
当時、無利子で1000万円をCEO塚本と僕に貸してくれたくれた人向けのプレゼン資料が出てきて、とてもエモくなったのでnoteを書いてみました。
創業時のビジネスモデルは速攻破綻
2015年当時、グノシーの「パチンコ・パチスロ」バーティカル版を作ってユーザーを集めればグノシー的な感じで儲けられるんじゃないかという発想でサービスを開始。
パチンコ業界にした理由は市場規模が20兆ほどあるのにIT化が進んでおらず、この業界ならいけると感じたから。
まずは、この事業をしっかり当てて他にもいろんな事業を作ろうと意気揚々に大学4年次に創業した。
当時、学生だった僕らが夢をみてえがいたPL?キャッシュフロー?
1年でアプリが合計50万DL、売上が月次880万円。
予算は1300万でやるという今思うとかなり無茶な計画笑
実際はアプリの開発も全部外注でお金は想像の3倍以上かかったし、DL数は半年で1,000ぐらいしかいかなかった。
計画通りに行ったことは何もなくて、事業計画は3ヶ月もしないうちに紙屑になってしまった。
ピボットによって、神風が吹いた
※創業時、塚本の住んでいたアパートを作業場にしていた
会社を作って半年でアプリだけでは飯も食えんし、このままでは会社は倒産してしまうと感じていた。
当時、YouTuberが流行ってきた事もあり、YouTubeをうまく使ってビジネスできないかと、塚本がいろんなYoutubeチャンネルを運営している人と連絡をとって、その中で仲良くなった人に愛媛に会いにいくことができた。
会ってその日に10万人登録のチャンネルを譲渡してくれないかという話をした。
将来の構想などをすごい情熱で話し、「もらえるまで帰りません」とその人の家に次の日まで籠城した。
最後、僕らの熱意に負けて、お前らに任せると言ってもらった。
今思うと、これが今のZIZAIを作った神風である。
この神の一手により、YouTubeチャンネルがしっかり伸びて、売上も会社も飛躍的に伸びていった。
考え方は最初から意外としっかりしていた
全ての計画がダメダメだったかというとそうではなかった。
サービスの戦略のところを見返すと「ユーザー目線」を徹底することが書いてる(若干違うが、そこはご了承を・・)
ZIZAIの1事業として「スロパチステーション」というメディアを運営しているが、徹底的にユーザー目線でコンテンツやサービス設計をすることで今やYouTubeにおいて業界No1のメディアとなれた。
ここまで人気が出たのも当時から決めていたユーザー第一でサービスやメディアを作ることを徹底したからだと思う。
市場選定と生き抜く力が重要だった
最初からガッツリ事業計画を作り込んで資金調達をしっかりして計画通りに会社が伸びていくことができれば本当にすごいと思う。実際にそうやって成功した会社も少なからずある。
ただ、創業時とは違ったビジネスだったり、領域で成功している会社のが体感的に多い気がする。
うまくいっている会社は市場の選定がうまかったり、ピボットなど含め生き抜く力があって、うまくいくように軌道修正できる。
(うんちくだけど、化粧品などの製造メーカーDHCの社名も「大学翻訳センター」だったりと創業事業からとんでもない変化をしている。)
計画の重要性を感じた
今までの文脈とは真逆ですが、会社において計画の重要性は、今となって、ひしひしと感じております。
事業作りや会社作りは何年もかけてやるものであり、事業選定から組織作りまでしっかりと計画性を持ってやらなければ長期的な成長はないなと感じてます。
これは4年間会社をやってようやく身をもって感じたことです。
今までは「市場選定と生き抜く力」で会社を伸ばしてこれましたが、今後は歴史や本、人からしっかりと学び、計画を持って事業も会社も伸ばしていかなければならないフェーズになっております。
学生起業からようやく本当の意味での創業期になったと感じております。
現在ZIZAIは多角化し、伸び続けております!
あの事業計画を作って早4年半。昔よりは僕らも少しは成長して、2名で始めた会社も140名を超えました。事業も複数になりました。
世の中にしっかり価値を提供して、利益を出して次の成長へ更に投資できるような事業、そしてそれを支えられる会社を作っていこうと思っています。
売上や利益が全てではないですが、更に会社を成長させたり、世の中により影響を与えるための資源としてしっかりと利益を出して成長し続ける会社を目指しております。
ZIZAIに少しでも興味がある人は連絡してください!
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます!
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