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戻れない扉🥚


写真は友人からお借りしました。友人の地元である岡山県真庭市、高岡神社の樹齢800年の御神木に出現した『昇り竜』


枠を壊す、殻を破ることに一点集中するトキ。
人間的個体としての成長はこの地球においてはそれぞれ選択できる自由が与えられているが、霊的個体としての成長のリズムは宇宙的に決まっていて、霊的成長のための生命維持のタイムリミットは近い。地球上でどれだけ物質的な成長をしてきて、たくさんの枠を超えていても、最後の霊的羊膜から自由になるには自らの手にそれだけの力を持たされていることを思い出す必要がある。
その力は、鍛えて得られるものではないが鍛える必要があり、貰えるものではないが授かっているものを真の意味で受け取る必要がある。
最初から枠などなかったということを認識できる視点には誰もいない。
それぞれの宇宙が目の前に拡がっているだけ。
わたしなどない。
出会うのはあなただけ。
あなたという宇宙を知ること。
そのためにトキはあり、空間は生成される。


未知の扉は誰でも開けることができるが、真の扉はそのトキに向こう側から開く。偽の扉は常に開かれているが、偽だと分かれば自らの手で閉めることができる。分かるまでは、何度でも出入り自由。どちらの扉も中に入ることは無意識の自由意思で決めている。
真の扉だと分かっても、開かないこともある。
偽の扉の持つ意味を知ること。
どんな扉の中にも宝が潜んでいて、それは恩寵であること。
その恩寵は後からそうであったと分かることの方が多い。
受け取れる器を育てること。
受け取れるだけの自分であるかどうかは真の自己が間違いなく分かっているということ。

開けた扉は自分で閉める。
もう扉の中には戻れないことが分かる時、どれだけの愛を捧げられて生きてきていたのかは、この胸に宿る温もりでいつでもどこででも感じられるはず。
その温もりが天の星を瞬かせている。
この胸には星の命が宿されている。

いのちを生きることは、宇宙を呼吸させること。
呼吸はわたしがしているのではない。
宇宙の働きとして人間意識。

想いを胸に
胸に呼吸を
呼吸に愛を

この身体に
愛を巡らす
人と人の間に
愛の呼吸を。


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