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感情の上書き保存

4月から心理カウンセラーさんのところへ行っている。
ネガティブに思っていた繊細さん気質の部分をプラスにとらえることで、自分を愛するレッスン。

月に3回通っていて、2回のワークを交えたレッスン講座とカウンセリング。自宅でやってみる「実験」もある。

この「実験」とは。
今までできずにいたコト(避けてきたコト)を実際にやってみる。
やってみた結果、相手の反応はどうだったか?自分の感情はどうだったか?を客観的に観察や分析してみること。


先月のカウンセリングでの出来事

これまで受けてきたレッスン講座で、自分が良い方向へ変化しているのは感じているけれど、何か越えられない壁があって、その壁を越えられたら自分が一気に解放されるような感覚がある。
なんだかもどかしい感覚。

その壁が、誰にも言いたくない過去の出来事と繋がっているのではないかと思った。自分にとっては、とても深刻な問題だけどいつかは向き合わなくてはいけないコト。

カウンセリングで少しだけ話をした。
さすがにすべてを話すのはできないから、カウンセラーさんは分かりずらかったかもしれないけど、話せる部分だけを話した。

話してみたら、自分でも意外な感情が出てきた。
「あれ?これってたいしたことじゃないかも知れない」

自分では誰にも言いたくない・思い出したくもない出来事で、深く傷ついた出来事だったのに、まさか「たいしたことじゃないかも知れない」なんて思ってしまうとは…

本当にびっくりしてしまった。
泣きたいのか笑いたいのか・・・でも思わず大爆笑してしまった。

家に帰ってから、実験をしてみた。
この、誰にも言いたくない出来事と当時の自分はどんな感情だったのか、そして今の自分はどう感じるかを紙に書いてみた。
そして、なぜ「たいしたことじゃないかも」と思ったのかを自己分析してみた。

その時のレポートを一部抜粋してみます。

***

~前回提出したレポートから抜粋~

【嫌な思い出や、人には話したくない心の奥底にしまい込み鍵をかけて見ないようにしていた部分をいよいよ直視する】

ちょっと大袈裟に書いてみました(笑)
スペシャル番組のごとく大袈裟に思う事で実験に踏み切れるような気がすると、今回のカウンセリング後思いました。

カウンセリング中に話をしていて、「あれ?これってたいしたことじゃないかも知れないと思っちゃった」のがちょっと自分でも衝撃的で。
具体的な内容はやっぱり話したくはないけれど、自分の中ではとても根深い悩みの一つではあったので…

なぜ、たいしたことじゃないかも…と思ったのか、自己分析をしてみました。

レッスン講座でのワークや日々の実験(夫への言葉がけが素直にできるようになったり、無理なものを手放したり)をする中で、私自身のとらえ方が変わってきているのは確かで、少しずつ過去の思いも私の今の考え方で上書きされているかのようです。(意味不明だったらすみません(^^;))

なので、これまですごく深刻に思っていた記憶もいざ思い出して、断片的とはいえ話をしてみたら、意外にもたいしたことじゃないと思えたのかも知れません。

~ここまで~


感情の上書き保存

思い出して直視しようとすると自分の感情が崩壊する。
そんなふうに思って見ないようにしていたけど、いざ向き合ってみると辛い思いはもちろんあるけど、感情が崩壊することはなかった。

今思い出している当時の感情はもしかしたら少し違っているかもしれない。

当時味わっていた感情って、時間がたつごとに・自分のとらえ方が変わるごとに上書き保存されているんだな。と思った今回の実験だった。


一歩進めたような気がした。



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