(2024/04/19/金)金具の再制作中②
午前中に行った事
本日の現地の天気は、久しぶりに晴れ。
現在の気温は、現時点で昨日(21.8℃)とより0.5℃低い21.3℃で、体感温度は涼しく、過ごし易い感じです。
今日は朝(0709)モーニングページを行い、昨日に引き続き、金具の作製を行いました。
本日は、一旦休憩をした後、別の私用を済ませながら、公募展に出品するかどうかについて考えたいと思っています。
本日の画像
本日の見出しの画像は、昨日から実作している金具の画像で、全てのロウ付け、切り出しを行った後の写真です。
ここで作業を終了しても良いのですが、このままだと何か見た目が良くないので、バフで磨いて完成させたいと思います。
金具作製の備忘録
下記の作業は、昨日の作業の続きです。
昨日、午前中、パーツを銀ロウでロウ付け(溶接)した後、酸洗いをしている画像です。
約一時間程、酸性液に入れた後、重曹を溶かした水溶液に入れ、酸を中和しました。
このステンレスの入れ物は、先日、超音波洗浄機に使用する為に購入した容器です。
重曹溶液に酸洗いした金属を入れると、酸とアルカリが反応して、シュワシュワしますが、これは、入浴剤と同じ原理です、
上記の中和作業を行った後、大きなパーツに、切り出す為の下絵コピーをスプレーノリで貼り付けます…。
細かなパーツについては、下穴を開ける部分にセンターポンチで、ドリル刃の当たりを付けます…。
そのセンターポンチで作った辺りを頼りに、ボール盤で穴を開けます…。
穴は、いきなり大きなドリルを使わず、少しづつ大きくしていくと穴がズレません…。
全て穴を開けた所。
細かいパーツは約3㎜の穴を開け、大きなパーツはボルトの頭を固定し易くする為、少し穴を広げています。
本日朝から、この小型パーツを切り出す作業を行いました。
このパーツは、下記の画像の様に、一つずつ糸鋸で切り出しています…。
写真を撮り忘れたのですが、このパーツを切り出した後、側面をやすりで整え、直径10㎜になる様成型しました。
写真を撮り忘れましたが、大きなパーツも、同じ様に切り出しています…。
(この作業がかなり時間が掛かります…。)
この後、金具を洗うと、本日の見出しの画像になります…。
それぞれの金具を拡大した写真です…
大きなパーツは、工具箱を縛る為の平紐を固定させる為の金具で、溝の部分に紐を通した後、締め付けて固定する為の金具です。
小型のパーツは、上記のパーツを固定する為のナットを固定する為の皿座金の様な役割をする金具です。
ただ、普通の平座金と違うのは、六角ナットを固定する為の溝をあらかじめ彫りこんでいるので、下からボルトを締める時に座金の上でナットが回るらず、そのまま締め付ける事が出来、色も美しいのでつくりました。
真鍮と言う素材は、使い込むと、アンティーク感が出るので、個人的に好きな素材です。
…本日は、金具として役目を果たせる形にまで作る事が出来ましたが、このままでは真鍮の美しい質感と見た目が出ない為、タイミングを見て、バフで磨いて仕上げたいと思います。
2024/04/19/0709~1248
最近はただの日記になっていますが、自分自身と作りたい作品について更に突き詰めて行きたいので、この作業を暫く続けて行きたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。 作品製作をしているので、サポートいただけたら創作活動に関する費用にしたいと思います。