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元化粧品メーカー社員が1つだけ選ぶとしたら。セラミド配合プチプラ化粧水1選

こんにちは!
美容アドバイザーのrutaです。

私は前職で化粧品の製造販売もしている会社でブランド担当をしていました。

もちろん自分自身でさまざまな化粧水の成分を調べ、試してきました。

そんな中で個人的に最もおすすめできるプチプラのセラミド配合化粧水をご紹介します。

私は化粧品担当として、百貨店などでお客様へメイクをしたり、販売員さんや新入社員の教育、ブランド担当としての商品企画、販促、広報、問い合わせ、講習会等々。化粧品に関わる業務に携わり続けてきました。
退職後も化粧品関係の会社やメイクアップアーティストの方と一緒に仕事をしてきました。

そんな私が、化粧水に一番重要だと思うのは「保湿」です。
当たり前といえば当たり前ですよね(笑)。

でもじゃあ保湿力が高い条件って皆さんご存じでしょうか?

成分で言うとやはりセラミドが配合されていること。
結構色々比較して全成分表を見て、実際に試してたどり着いたのが、松山油脂の化粧水でした。

正直当時は全然知りませんでしたが、成分と使用感の良さとコストパフォーマンスに驚きました。
セラミドを数種類使って、この配合順位(成分表の上から順に配合率が高い)でヒアルロン酸まで入って1,000円ちょっと!?

いやどうなってるんだ。

◇保湿力の要はセラミド!

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保湿力が高い化粧水の条件として1番はセラミドです。
最も保湿力の高い成分とも言われ、肌のバリア機能にも欠かせない成分ですが、高配合するとコストが上がってしまうんです。


ではなぜ松山油脂は高配合しているにもかかわらず、安いのでしょうか。
それは大豆由来のセラミドだからということが考えられます。
化粧品の成分には「由来」という考え方がありますが、最も高価なのがヒト型セラミドです。


じゃあ大豆由来は良くないのか?
そんなことはありません。ヒト型でなくてもセラミド自体の構造が大きく変わるわけではありません。敬遠される代表の石油由来成分でもなく、植物由来の成分ということになるので安心して使用することができます。

そしてさらにセラミドの次に保湿力が高いと言われているヒアルロン酸が配合されています。
これは水の6,000倍の保湿力があると言われ、セラミドと同様に高価格帯の化粧水によく使用されます。

もちろん松山油脂より安いセラミド配合、ヒアルロン酸配合化粧水もありますが、その多くが配合量が非常に少なかったり、セラミドの種類も少なかったり、使用しても保湿力があまり感じられなかったりするものがほとんどです。

さらに、アルコール(エタノール)・パラベン・香料・着色料・鉱物油不使用で肌の負担になる成分を除いて作られています。

プチプラの低価格の化粧水だとこういった部分も不安な商品もあるので、安心して使えて保湿力も高い低価格な商品というのは本当にありがたい。

この価格帯でこれだけの条件がそろっている化粧水はないので、一度は試してみてください!

◇松山油脂のデメリットは?

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じゃあデメリットはないの?と思っている方もいると思います。
そこで、デメリットと思われることをお伝えしていきます。

・販売している店舗が少ないので試しにくい
松山油脂は基本的にロフトや東急ハンズ、PLAZAなどのバラエティショップが中心でドラッグストアなどでは基本的に見かけません。そこで、近くに松山油脂が置いていないという方は手のひらでテストしたくても試しにくいということがあります。
とはいえ、買いにくい金額ではないですし、ネットでも買えるので試しに買える価格です。

・アンチエイジング目的ではないシンプルな化粧水なので、多くの機能を求める方には向かない
あくまでこの価格で「保湿力」が素晴らしいという化粧水なので、美白やアンチエイジング、シミやシワなどのリフトアップを求める方は向いていません。
コスパの良い保湿力の高い化粧水が欲しいという方には非常におすすめなので、目的に合わせて選びましょう!

・詰め替え用は衛生面に注意
これは松山油脂に限ったことではありませんが、化粧水で詰め替え用を使用するときは衛星状態に気を付けましょう。特に容器に金や汚れ、参加した油分が付いたままだと肌にダメージを与えるものを塗ってしまうことにもなりますので容器も清潔に保つようにしましょう。
清潔な手で、きちんと使い切った後に詰め替えるというようにするだけである程度防げます。

敢えてデメリットを上げるとすればこんなところですが、商品が良くないというデメリットではありません。
どんな商品でも100%はないので、目的に合わせて選んでいただければと思います。

また、個人的には成分の配合目的をWEB状で記載していたり、簡単な詰め替え方の動画を公開していたりと、企業姿勢にも好感が持てます。

◇ブランドストーリー

【廃業の危機から回復させた2代目社長】
松山油脂は現在、2代目の方が社長をされています。
ただ、最初から松山油脂に入社されたわけではなく、博報堂、三菱商事を経て、家業を引き継いだ社長。当初は年間の利益が100万200万円程度の状態で、社長自ら店舗へ営業に駆け回っていたようです。
地道に商品を使ってみたくなるコメントなどを書いたメモを販売員さんに渡して、自社工場への見学も積極的に誘い、アイデアもいただいていくという地道な努力をされていたそうです。
そこから現在売上高80億円、利益は10億円近くの企業にしてしまったのです。
化粧品会社は実は激務なところも多いのですが、松山油脂はフレックス・コアタイム制度、勤務地限定制度、定年年齢の引き上げと雇用延長制度など働き方改革にも積極的に取り組まれています。
こういった社員を大切にする会社で肌にいい化粧品が作られているのは本当に素晴らしいですね!

・肌をうるおす保湿浸透水 バランシング

・肌をうるおす保湿浸透水 モイストリッチ

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【まとめ】
保湿力が高くてコスパの良い化粧水を求めている方には間違いなくおすすめできます。
私自身、コスパの良いプチプラが欲しいけど本来の目的の「保湿力」と肌負担になるような成分を含まない高品質な成分でできている化粧水を探していました。
結果的に詰め替え用なら1,000円程度で買えるので、質を落とさずあまりコストも負担にならないスキンケア生活ができるようになりました。
この価格帯のものであれば一度は試す価値のある化粧水ですので、一度は試してみてください!

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私の記事ではこういった化粧品・スキンケアなどの美容に関すること。ダイエット・ボディメイクなどを書いていきますので、良かったら今後も見ていっていただけると嬉しいです。

スキンケアやアパレル製品の開発をしたいと思っています。