傷ついちまつた悲しみに
絶望と悲しみとともに
ベランダでクリームパンとコーヒー
涙でにじんだ目に
爽やかな空色が映る
ゆるく弧を描いたひこうき雲が
少しずつほどけてゆく
身のうちで
もやもやゴワゴワしていても
クリームパンは甘くておいしかった
コーヒーは苦くておいしかった
もうすっかり
この世の全てが面倒になっても
空を見て
山を見て
私が食べているうちに
また
自分を少しずつ取り戻す
ただ
傷ついて悲しくなっただけなんだ
傷ついて悲しくなっても
放ったらかしていたけれど
傷と悲しみへの手当ては必要で
自分自身への手当ても大切だと
気づいたことが
今日の私のトピックだ