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黒田龍之介さんの「物語を忘れた外国語」を読みながら

本を読見ながら、私が考えること。それはこの作者と友達になれるか否か。正直、黒田先生とはかなり仲のいいお友達になれる気がする。まぁ、先生だし、お父さんと同じ歳だし、私学生だから、教授って感じ。黒田先生が大学にいたらよかったなぁと思ったら神田外語大!あー!受けようとして古文漢文あって辞めたところだ!うわー!後悔!まぁしょうがない。

この本の前半は一気に読んでしまった。最近留学生活にどんずまってもう泣きそう、帰りたいって時に読んで元気をもらった本。

実はまだ後半は読んでいない。だって電子書籍で読むと目が疲れるんだ。ごめん。

内容は読んでくれって感じで何も書く気は無いけれど、この人が言ってくれた現代の会話至上主義で物語を置き去りにしているという一言は私にとってとても重要で、
物語を読む重要性とか楽しさを語ってくれたことはтркиの問題集をやらずに本を読んでいいんだ!っと自分が勝手に作った楽しいことをやめてつまらない実用(資格勉強)をやるという謎ルールからの脱却を手伝ってくれた。

得てして、私が彼に共感したのは彼の学者的な疑問を楽しむ姿勢と内向的さと外向性を兼ねあわせたようなおじさんには珍しい好奇心のある人柄だと思う。
まあ、本当の性格なんてしらないけどね。会ったことないし。端的に言って、物語が好きな人、だ。けど大人でそういう遊び心を持ってる人って珍しいと思う。私も小中高では月に5冊〜10冊のファンタジー、SF、ミステリ小説などを読んできたけど、大学生になってからほんの数冊しか読んでいない。(ちなみによしもとばななさんのジャンルってなんでしょうね。)大半が実用書や自己啓発本、あとレポート用のノンフィクション的な本である。

黒田先生はなんていうか、物語を読むことを許してくれて、容認してくれて、オススメしてくれた。私はそれがとても嬉しくて、今すぐファンメールを送りたいくらいです。

そんなこんなで私は一番大好きな小説、村上春樹さんの海辺のカフカのロシア語バージョンКафка на пляже を買って最初の1ページ目にカラスと呼ばれる少年のカラスマークを見つけて発狂しております。。。
ロシア語のбазовый(基礎レベル)さえ受けていない私が読んでもいいのでしょうか、、、。

いいんです。だって趣味だし、留学に来たのは別に試験勉強をしに来たわけじゃないから。
#エッセイ #留学日誌 #外国語 #読書 #黒田龍之介 #読書日記

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