株を買う時に見ているポイント
株が下手だ。
2019年の夏に株を始めたのでもう3年以上が経っている。
それでもめげずに飽きずにコツコツできるので、株はわりと好きで自分に少しは合ってるのだろうと思っている。
タイミング的にコロナの少し前から初めていたので、コロナ禍で下がった株を少しずつ拾うことができたので、最近の日経の強さの恩恵を受けて、今は夫婦で合わせて500万円くらいは含み益ができているかんじだ。
最近は株高すぎて株を購入していなかった。
だが、おととい久しぶりに株を購入して、自分が株を買う時に見ているポイントを再確認したので、まとめてみようと思う。
※株の素人の買う時のポイントなので、正解かはわからない。また私だけが知る秘密のやり方でもない。むしろ簡単なことなので、多分、株をやってる人ならわりとだれでも当たり前にやってることなんじゃないかと思う。
なお前提として私のスタンスは
・安くなったたときに買う
・できれば10年以上は売らないでホールドしたい
というかんじだ。
まず最初に、銘柄選び
・大企業
・業務内容がある程度はわかる
・10年後も会社があることが想像できる
・倒産すると社会的に影響力が大きそう
・企業体質が変でない
から選ぶことにしている。
理由は、そういう企業は倒産しにくいと思われるからだ。
例えばトヨタのように従業員がたくさんいて、市まであるような場合、従業員それぞれの生活があり、倒産して従業員全員が急に路頭に迷うと、国や社会的にも困ったたことになる。
なので会社の経営が悪くなっても、できるだけ会社を潰さない方向で、国が動くたり銀行も動くかもしれない。
また大企業は株価の動きが比較的緩やかになりがちなところもいい。
株取引が多いほうが、なにかあった時でも取引量が多いので売りやすいとも聞く。
企業体質については、結局仕事は社員である人がすべて動かしている。人が企業外から見ても目に見えておかしいと思うようなところは、どんなトラブルを引き起こすかわからない。できるだけリスクは減らしたいので、できることなら関わらない方が良いと思ってる。
続いて、株を買う時の判断基準
1つめは、経済全体が悪い時、だ。
つまり、例えばリーマンショック、コロナショックのような、市場全体の株価が下がった時に買う。
指標としては、VIX指数(恐怖指数)や、Fear&Greed指数を見ている。
VIX指数が30を超える、Fear&Greed指数がFearを指す期間が続く時が危険水域の目安と言われていて、そのくらい、恐怖=みんなが株を売りたい・買いたくい、と思ってる時に買うと、後に経済全体が良くなったときに上がりやすい。
※なおVIX指数、Fear&Greed指数はアメリカのデータに基づいてるので、厳密にはアメリカの指標になる。だが基本的に、アメリカに日本も連動しがちと言われている。
2つ目は、個別株が何からの理由で急落した時だ。
2つ目の場合は、続いて、以下を調べてみる。
・急落した原因は何か
それはどのくらい重大な問題で、早くリカバリーできそうか。
データ改ざん、隠蔽、顧客を全く大事にしていない、組織体質が悪すぎる系が原因だと買わないことにしてる。
そうじゃない場合は、それぞれどのくらい重大な問題かまず調べてみる。
・株価の直近高値、直近安値はいくらか
直近高値の値段でも買いたいと思う人がいて、直近安値ではさすがに買いたいと思う人がいるということだ。
なので直近の安値近くで買えそうか見てみる。
10年など長い目で見た時に、直近安値で買えば、そこから先に下る確率は、他の値と比べて少しは低いだろう。
また高値がついているということは、また同じ値段でも買いたいと思う人が出てくる可能性があるので、じっと待てばいつかはその値段に近づく可能性が高い。
・節目がいくらか
株のチャートの期間を長くして、横で見てみると、何度も株価の上下が反転してる金額があると思う。そこは節目と呼ばれている。
株価の壁みたいなものだ。
株によって様々だが、例えばキリの良い3,000円とか2,500円とかが節目になってる場合も結構ある。
その金額まで上がったら売ろう、その金額まで下がったら買おうと思ってる投資家が多いということだ。
なので、節目付近で買えていたら、いつかはきっとその金額まで戻るし、そこまで落ちた場合も節目で反転してまた上がる可能性が高いので、できるだけ低めな節目で買えないか考えてみる。
・配当利回りが3%以上か
私は配当も重視しているので、配当利回りもみる。
一般的に4%以上が高配当と言われている。
配当利回りが上がってるということは、それだけ株価が下がってるということでもある。
また元々配当利回りが高い場合、その企業は安定してる可能性が高いので、その後爆上げはしないかもだが、しばらくしたらまた地道に戻ってくる可能性が高い。
またなかなか株価が上がらない場合も、配当金がでればそれで少しはマシだ。
・RSI30以上、PERが異常に高くないか
RSIはテクニカル指標の一つで、簡単に言うと相場の過熱感がわかる。
70-80%になると買われすぎ、20-30%になると売られすぎと言われている。
なので投げ売られている20-30%に時に買う。
PERは1株あたりの純利益で、PERが高いとその株は割高、低いと割安と言われている。
PERは業界によって基準が様々なのでこの数字なら良いとかは一概に言えないなと思ってるが、妙に高いものは買わないことにしている。
・エリオット波動になってないか
株の動き方のひとつに、エリオット波動というものがある。
株価の上下動き方の傾向で、1波2波3波4波5波で上がった後、a波b波c波で下がるというものだ。(文字で見るより図を検索して見てもらったほうが、普通にわかりやすいと思う)
エリオット波動は細かくは見ないが、下がる前の直近の株価が明らかに5波になってる場合は、その後2回下がる可能性があるし、大きく下がる可能性があるので、すぐ飛びつかない。
・買うのが怖いと感じるか
株は買いたい人と売りたい人がいることで、取引が成立する。
買いたい人が多い時は株価が下がって、売りたい人が多い時は株価が上がる。
なので庶民である自分が買うのが怖い時は、だいたいみんなも買うのが怖くて売りたい時なので、株価が低いことが多い。
私の場合は、先に挙げた色んな基準を入念に見て判断したうえで、それでも「自分の判断は間違ってるんじゃないか、まだ買うのは早いんじゃないか、買った後もどんどん下がるんじゃないか」と思って、青い顔してブルブル指が震えて、「私はあほかも、失敗かも、もうだめかも」、と思いながら買う方が、経験的にうまくいくとこが多いと思っている。
株を買う基準は人それぞれだろう。
これはあくまで株をやって4年目の、いまだ株素人の私がやってることでした。
(もちろんこれだけじゃなく、移動平均線やローソク足や出来高とかも一応参考にはしている)
もし、おすすめの簡単で手堅い良いやり方があったら、よかったら教えてください。