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2024年やらないようにしたいこと|三行で撃つを読んで

2024年やりたいことを考える前に、まずはやらないようにしたいことを考えた。
結果、以下2つのことに気をつけることにした。

1つめは、易きに付くこと
2つめは、意識高い系でいること

………
易きに付くこと、
辞書で調べたら、以下の意味だった。

安易なほうを選ぶ。

デジタル大辞泉

次に、安易を調べてみたところ、

1.たやすいこと。わけなくできること。また、そのさま。
2.気楽であること。いいかげんなこと。また、そのさま。

デジタル大辞泉

つまり、たやすくて、わけなくできて、気楽で、いいかげんなほうを選ぶことが、易きに付くという意味みたい。


最近読んだ、近藤康太郎さん著書の「三行で撃つ」に、こう書いてあった。

我が家に集まる塾生たちに、いちばん最初に教えるのは、「常套句をなくせ」ということです。

「三行で撃つ」p52 近藤康太郎

常套句とは、「抜けるように青い空」「燃えるような紅葉」のようなよく言われるフレーズみたいなかんじ。

本の中で筆者は、こう書いていた。

「抜けるように青い空」と書いた時点で、その人は、空を観察しなくなる。空なんか見ちゃいないんです。他人の目で空を見て、「こういうのを抜けるような青空と表現するんだろうな」と他人の頭で感じているだけなんです。

「三行で撃つ」p54 近藤康太郎

きれいな空を見て、「抜けるような青い空」というのは多分簡単だ。でも空はほんとは抜けてない。抜けてる空って何??

たやすくて、わけなくできて、気楽で、いいかげんなほうじゃなく、自分はどう感じたのか、自分の言葉でなんていうか、選べるように気をつけてみる。

………

2つめは、意識高い系でいること。

意識高い系は辞書にはなかったが、wikipediaによるとこんなかんじのニュアンスみたい。

意識高い系とは、自己顕示欲と承認欲求が強く自分を過剰に演出するが相応の中身が伴っていない人、前向き過ぎて空回りしている人、インターネット(SNS)において自分の経歴・人脈を演出して自己アピールを絶やさない人などを意味する俗称である。本当の意味で意識が高い人の表面的な真似に過ぎないため、「系」と付けられている。

wikipedia

一方、そもそもの意識高いはこういう意味だった。

あることに強い関心をもっている。問題や状況について深く考えている。

デジタル大辞泉

意識高い系は、他人の目に見てどう映るかということみたいだ。

意識高いことをアピールして褒められたら嬉しいし、なんだか自分が有能な気持ちになったりする。

実際、自分もすぐ意識高い系ムーブをしてしまいがちです。ほんとに。たとえば、noteに2024年やらないようにしたいことを書いたり……。


前述の「三行で撃つ」で、こう書いていた。

どんな愚劣な相手からも、聞くべきことはあるんです。相手も愚劣かもしれないが、自分だって大した者じゃないんです。「一番下の意識をもて」ということ。

「三行で撃つ」p237 近藤康太郎


自分をよく見せることは気持ちいい。とくに文章を書いてるとかっこいい自分でいたくなる。
なので、自分が一番下として書くように気をつける。

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