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#9 音楽理論 要不要論

音楽理論要不要論

こすられてしまった感のある内容。

何見ても理論ある方がない方に向かって
下に見てることなんては見たこともないですが

言ってしまえば

音楽理論は後付けの英文法のようなもの。

あったほうが便利だけど
無くても別にそれはそれでいい。

って結論だと思う。


ただ、結局この上記の結論をかたる方って
ご自身が曲を作れる方で理論も勉強されている方。

こちらnoteでのボカロPさんもおそらく
理論はなくてもいいと定義されているとしても
一定の理論に基づき作られていると思います。


私ここ以外でのつながりで
比較的ゆるいサークルノリのような
ボカロつながりがあるんですが

先に謝っておきます。
すみません言ってしまいますが


皆さん理論めちゃくちゃです。


(ちゃんと最後まで読んで意図理解してください)

中には16分音符って?と聞かれたことすらあります。

理論なくてもいいよなんて
そんなレベルじゃないんじゃないかって思うんです。
正直私にはそれで曲が作れる仕組みがわかりません。


それでも楽しく曲を作っていらっしゃいます。

しかも何が起きてるかって
モーダルインターチェンジごりごりの曲だったり
ドリア旋法で曲ができていたり
逆に私作れないですって曲が乱発してます。

調の概念なく、自分の感性に従ってやられていて
それがゆえに平気でそれができちゃう。

本当に忌憚なくすごいっておもいます。


ボカロの曲って突発転調多いですが
ある意味理論度外視でクラシック和声の方からすれば
変でしょうけど、われわれには全然普通ですよね。
ⅤからⅣの移動何が悪いんじゃって思います。


それで先日 困ったこともありました

ある方に(バスドラ)四つ打ち(ハット)裏打ちの
ボカロあるあるリズムを
アドバイスさせていただいたところ

出来上がってくるものが
メロ(特に楽器リード)に合わせて
コードもめまぐるしく変わってくるタイプの曲。
それもシンコペとかありありの曲でした。

そうすると何が起きるかって当然
表拍がなんだか裏拍がなんだか
わかんなくなってしまいました。

(対応策をご提示しようにも
 私の教科書だとより複雑な話にならざるを得ない)

反省。

正直私はもう理論ありきでしか曲は作れないかもしれません。
彼らからすれば私はよくわかっていて
(いやたいしてわかってません)
敬意を示されるようなこともありますが

音楽理論あったほうがいいけどなくてもいい
なにかに従わなければならないわけではない。

という実例だったような気がします。

実はその方たちは基本大人の方たちばかりです。
大人になられてから作曲をはじめられた方が多い。
(私も大人です、ただ曲を作り始めたのは高校生時代)

ある意味、大人の方たちのほうが自由なのかもしれません

それぞれの方たちが人生の中で
どれも正解だった生き方をされてきて
ボカロという音楽で
若い人たちの文化に混ざってそれを見せてくれている。

理論を学ぶことは楽しく
ただ理論を学ぶことで息詰まることもあります。

清く正しい生き方ってあったほうがいいけど
その信念でがんじがらめになったり
ましてや他人を批判するようなことにならないように
ありたいですね。


僕はこういうの作ってるボカロPです。


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