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正気とは

長年住んだ東京を離れて、ここはデパートも無いしスーパーも遠いし、車ないと遠くに行けない。不便だらけだけど、小さな幸せはたくさん感じられるようになった、と思う。

幸せのハードルが低くなったね〜という会話が増えたが、どこまでも高くなってしまった陳腐なプライドが徐々に削ぎ落とされ、どんどん着地している感。揺れ戻しはあるけれど。

起きてご飯を食べて、やることやって、寝る。ちゃんと生活してる感覚。今は、地に足をつける道中だ。

地元の祭りがあるとのことで街も賑やかな雰囲気が漂い始め、それをわくわく待ってる自分に驚く。昔だったら屋台とか素通りしてた。

幸せのハードルが低くなるってゆうのは、地に足が着くってことなんじゃないかと。

日々の生活を淡々とこなして生きて地固めをして、いつでも戻ってこられる場所を作ってる。

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