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ディア・ファミリー 

先日久しぶりに映画を見てきたのでそのお話をしたいとおもいます。
大泉洋主演の『ディア・ファミリー』という作品です。
キャストも豪華で涙なしには見られない作品でぜひおすすめさせてください。笑

あらすじ(ネタバレ含みます)

『ディア・ファミリー』は『アトムの心臓「ディア・ファミリー」23年間の記録』が原作で実話を基にしたお話です。

心臓病の娘が余命10年と宣告され、その病気を治すために町工場の経営者が人工心臓を作ろうと奮闘する物語。
医療、医学について無知の主人公が心臓について一から勉強し、借金をしながらも研究、開発を進めていくけれど、海外での人体移植での失敗記事により人工心臓を作ることができなくなってしまいました。
そして、娘の病気も進行し主治医から仮に人工心臓ができて手術できたとしても直らないと言われたことで人工心臓の開発を諦めました。

その時に娘からお願いされます。
お父さんは間違っていない。
これまでの研究を活かして今苦しんでいる人たちを助けてほしい。

これは娘と父の夢。
そう言って父は人工心臓の研究開発を活かして国産のバルーンカテーテルの開発をはじめます。
開発に成功してからも苦難は続きましたが、絶対に諦めない主人公に周りの人も手を差し伸べ、見事IABPバルーンカテーテルが実際の手術で使用され、一つの命が助かったのです。

自分の娘を救うことはできなかったけれど、世界中のたくさんの命を救ったとても素敵なお話でした。

感想

感動できる映画を見たくて、本屋で見た予告映像に惹かれたことをきっかけに上映初日に観に行きました。

思った以上に泣ける映画で後半は何度も涙がこぼれました。
特に絶対に諦めない家族の強い絆に心打たれるシーンが印象的です。

「次はどうする?」

この言葉が諦めず、新たな行動を起こすきっかけになるキーワードになっていました。
まだ終わっていないと思わせてくれる不思議な言葉。
自分に何ができるか考え続けることが人生において大切なことなのだと気づかされました。
立ち止まってしまっても、考え続けることで前に進んでいける。
途中で無駄だと感じても続けることで成功につながる。
今の私に足りないところです。
自分にできることに全力で取り組む。
わかっていても実際に行動するとなると難しい。
それでもこんな泥臭い生き方にわたしは憧れを抱いてしまいます。

このお話では研究開発をメインに話が進んでますが、実際は家族の中でもいろいろな問題があったのではないかと思います。
心臓病の娘以外にも長女と三女がおり、この二人からしたら次女にばかりに感心を向ける親に不満があったこともあるんじゃないかな。
それでもみんな明るく、素敵な家族であったのはやっぱり両親の前向きな考え方と愛のおかげな気がします。

前向きな考え方はほんとに大切だなと最近よく感じます。
わたしの家庭は前向きとは真逆でネガティブ、批判、否定的なことをいうような親でした。
だからこそ、自分にもそういった思考の癖がついてしまっていると思います。
直したいけどなかなか前向きに考えるというのは難しい。
それでも、自分のこれからの人生において前向きに考える力は必要不可欠。
わたしの理想のわたしになるために、こういうお話に定期的に触れ、意識的に変えていきたいですね。

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