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ワーホリは1年いないと意味がないのか

お久しぶりです。
前回の記事でつらつらと会社を辞めてワーホリをする現実について書かせていただきましたが、今日はまた角度を変えて。

最近周りのワーホリに来ている友人から「ワーホリせっかく来たんだから、1年いないなんてもったいない」とよく聞くので、個人的に感じたことを書きます。

ワーキングホリデーは1か国につき1回しか使うことのできないビザです。
1か月で帰っても、1年で帰っても、ワーホリを申請し入国したその日から1年後にビザは失効します。(ファームジョブ等をして延長しない限り)

正論をいうならば、1年使えるビザを1年待たずして帰国してしまうのはもったいないかもしれないです。友人の言わんとすることは理解はできます。

ただ、その人が「何を大事にするか」次第で
ワーホリを1年丸々使うことはその人にとって良い時間にも無駄な時間にもなると思うのです。

というのも、1人私と同時期にワーホリに来た友人がいまして、
最初はオーストラリアの生活を楽しんでいたようでしたが、海外生活の辛さや周りに頼れる人がいない孤独、そして英語の壁などにぶちあたり、ずっと気持ちがふさぎ込んでいるようでした。

外出したり友達と話して気分が持ち直しても、また辛くなるという状況を繰り返している友人を見て、
「ワーホリきたなら1年いないと」という日本人特有のまじめさという名の呪縛をものすごく感じました。

今ワーホリに来て、想像以上に負荷のかかる海外生活から逃げ出したくなっている人はたくさんいるのではと思います。
確かに「今帰ったらもったいない」という気持ちがあるのもわかりますが、

ワーホリのビザ期間を無駄にすることよりも、「一生に1度しかない若い期間を無駄にすること」を恐れるべきだと思います。


分かりにくいですよね。
つまり、一生に1度しかない貴重な若い時代を過ごすにあたって、

ワーホリで困難を乗り越えつつ過ごす自分と
日本に戻ってもう一度新しい場所で再スタートを切っている自分

どっちが後悔しないですか。
どっちの自分が生き生きしてますか。

ここに尽きると思います。

ワーホリで1年しっかり最後までいた自分。
もちろんたくさんのことを吸収して帰国できると思います。

ただ、途中帰国したらダメなのか?
そんなことはないと思います。

ワーホリを切り上げるという事は、また人生の選択肢がさらに広がるという事です。
なんなら違う国に行っちゃってもいいです。日本でまた好きなことやったっていいと思います。

ワーホリをするというのは、ある意味「その国でずっと就業し続けなければいけない」という制限でもあります。
その制限を帰国という形で解いてあげることによって、たくさんの選択肢を得ることができると私は思います。

友人が以前「途中であきらめるのは負けだ」なんて言っていましたが、
その人は負けたのではなく、人生の次の分岐点に行くだけなんじゃないでしょうか。

逆もしかりで、
もっとたくさんの学び・経験を得てから次の選択をしたいと思うならば、1年でも2年でもワーホリしていいと思います。

他人や世間が決めた正解は置いておいて、

自分なりにこれが最適なんだと思える選択、それがまぎれもなく自分の正解であって、

もしその選択が正しかったか不安な時は、自分で選んだ答えを正解にしていくように、次の行動を考えればいいだけなのかなと考えています。

終盤に行くにつれて自己啓発本とかなんか洗脳チックな感じになってしまいました。
あとで自分の文がキモすぎてへこみそうですが一旦置いておきます。

何かワーホリや今後のことで悩まれている方へ少しでも励ましになれたら幸いです。
また更新します!