絆創膏.

はじまりは強い、好奇心を味方につければ、薄暗い藪の中へも飛び込んでいける。
誰も知らないから、確かに怖さもあるけれど、これを乗り越えれば、きっともっと強くなれるんだ。
秒で飛び出す「おいしい」や「かわいい」は、未来まで一緒にいてくれない。
わたし、生きていたいんだ。この挑戦を笑わないで、藪蛇なんかじゃない。
終わりを輝かせるためには、始めから気を抜いちゃいけない、今を無駄にできないんだ。
傷だらけを笑うかい?この痛みが分からないなんて、可哀想だね。
輪っかを抜けてきて、そっと絆創膏をくれたきみを、わたしは信じる。
だからきみと、また旅に出たんだ。

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