記事一覧
【ブックリスト】著作権
□ 情報倫理 ネット時代のソーシャル•リテラシー 高橋慈子
□ クリエイターのための権利の本 大串肇
□ 迷ったときのネット著作権ハンドブック 中村俊介
□ 音楽著作権ビジネス 基礎編 安藤和宏
□ 音楽著作権ビジネス 実践編 安藤和宏
【ブックリスト】レコーディング論
□ フィールド•レコーディング入門 響きのなかで世界と出会う 柳沢英輔
□ 野生のオーケストラが聴こえる サウンドスケープ生態学と音楽の起源 バーニー•クラウス
□ 世界の不思議な音 トレヴァー•コックス
□ 世界の調律 R.M.シェーファー
□ DAWミックス/マスタリング基礎大全 大鶴
【ブックリスト】現代音楽
□ はじめての<脱>音楽 やさしい現代音楽の作曲法 木石岳
□ 現代音楽の記譜 エルハルト•カルコシュカ
□ ミニマル•ミュージック その展開と思考 小沼純一
□ 現代音楽史 闘争しつづける芸術のゆくえ 沼野雄二
□ 「4分33秒」論 佐々木敦
□ 実験音楽 ケージとその後 マイケル•ナイマン
□ サイレンス ジョン•ケージ
□ 聴取の詩学 庄野進
□ 音、音、音 オーディオテクニカ編
【ブックリスト】アートと音楽
□ 歌うネアンデルタール 音楽と言語から見るヒトの進化 スティーブン•ミズン
□ 音楽に自然を聴く 小沼純一
□ クレーの絵と音楽 ピエール•ブーレーズ
□ アートと音楽 新たな共感覚を求めて 坂本龍一
□ 音楽と生命 坂本龍一 福岡伸一
□ 目と映像 岩本憲児
□ 現代音楽×メディアアート 中村滋延
【ブックリスト】坂本龍一
□ ぼくはあと何回、満月を見るだろう
□ 坂本龍一の作曲技法
□ 音楽は自由にする
□ 坂本龍一のメディア•パフォーマンス
□ 音楽と生命
□ 坂本龍一 音楽史
□ skmt 坂本龍一とは誰か
□ アートと音楽
□ 坂本龍一 本当に聴きたい音を求めて
□ 「教授」と呼ばれた男 坂本龍一とその時代 佐々木敦
【ブックリスト】音楽論
□ 音楽の哲学入門 セオドア・グレイシック
□ 作曲の科学 美しい音楽を生み出す「理論」と「法則」 フランソワ・デュボワ
□ 音楽の基礎 芥川也寸志
□ 楽典 菊池有垣
□ クラシック音楽の歴史 88の人と事件と言葉
中川右介
□ 聴衆の誕生 ポストモダン時代の音楽文化 渡辺裕
□ 誰が音楽をタダにした? スティーブン•ウィット
□ 音楽的時間の変容 椎名亮輔
□ 音の正体 布施雄一郎
□ 音
【ブックリスト】歌詞論
□ 盗んだバイクと壊れたガラス 尾崎豊の歌詞論 見崎鉄
□ Jポップで考える哲学 自分を問い直すための15曲 戸谷洋志
□ 恋するJポップ 平成における恋愛のディスクール 難波江和英
□ 作詞論 阿久悠
【リスト】音声アナウンス
□ エレベーターガール
□ ニュースキャスター
□ バスツアーガイド
□ ジャングルクルーズ
□ デパート迷子アナウンス
□ 新幹線車内アナウンス
□ 駅構内アナウンス
□ ウグイス嬢
□ 野球実況
□ サッカー実況
□ 空港アナウンス
□ 美術館ガイド
□ 映画上映前アナウンス
□ カラオケ番組アナウンス
【比較】他者理解の困難へのアプローチ: 映画『怪物』/映画『ドライブ・マイ・カー』/音楽Mr.Children『ファスナー』
映画「怪物」(2023)は、他者理解について描いている。この作品を観て、他者理解について興味をもった方には、映画「ドライブ・マイ・カー」(2022)、Mr.Childrenの楽曲「ファスナー」(収録アルバム「It's a wonderful world」(2002))、の2つの作品の鑑賞を薦めたい。
その理由は、他者理解の困難に対峙するための各作品のアプローチを比較し、鑑賞後の実生活における他
【歌詞批評】奏でる粒子: acidman『イコール』
Acidmanの「イコール」の歌詞は、傑作である。
それは自然界の美しさ、生命と存在、等価性というテーマへの探求、を巧みに織り交ぜているからである。
「木漏れ日に舞う粒子達が
世界を一つ創り出した」
物理的現象と自然の美しさがどのように交錯するかを描いている。ここでの粒子は、ヒモ理論における「ヒモ」の振動が生み出す物質を暗示する。
また、それらが「世界を一つ創り出す」表現は、宇宙全体が
【歌詞批評】儚い命の讃歌: acidman『世界が終わる夜』
Acidmanの「世界が終わる夜」の歌詞は、傑作である。それは死を受け入れ生を生きる、ことを実感させるからである。
「世界が終わる事なんて 気にもしないで
小さな星が生まれて消えるだけ」
宇宙の広大さと人間の存在の儚さを対比させている。世界が終わることが大したことではなく、ただ小さな星が生まれては消えるだけという表現は、人間の死を小さな出来事として捉えている。 この観点は、人間の生死が宇宙
【歌詞批評】死とは何か: acidman『最期の景色』
Acidmanの「最期の景色」は死についての哲学的な問いを提供する優れた作品である。
テーマは時間と最期、そしてそれらが人間の生と死にどのように影響するかである。
「時が過ぎれば 全てが消えて
その痛みさえ 綺麗に消えて」
時間がすべてを浄化し、すべての痛みを洗い流す力を示す。時間の流れにより最終的にはすべてが消えるという避けられない事実を表現している。
「精霊の国 星のメロディー