ばばあもどきの日常と非日常 その14「GODIVAと家系」

こんにちは。 “ばばあもどき”のルル山ルル子(ルル)です。
女の容れ物(身体)に男の魂が宿っています。
「トランスジェンダー」とか「FTM」とかの呼称がどうもしっくり来ず、 普段は「見た目は女 中身はおっさん」と自己紹介をしています。

今年の目標といわれても……

2024年を迎えてひと月が経とうとしています。
「今年の目標」みたいなものを立ててみようかと思っていましたが、「無事に生き延びて53歳になる」しか思い付きません。
因みに昨年の目標は「noteを始める」と「無事に生き延びて52歳になる」でした。

人間関係って難しいけど

さて、タイトルの「GODIVAと家系」ですが、
GODIVAは言わずと知れた「ベルギー王室御用達チョコレートブランド」のGODIVAです。
一粒が300円くらいする高級チョコレートの、あのGODIVAです。
とても美味しいです。

「家系」は“かけい”ではなく“いえけい”と読みます。
豚骨醤油ベースの横浜ラーメンを指します。
具は、海苔と味付玉子とほうれん草が載っています。
多くは食券を買って店員さんに渡す時に
「麺の硬さ/硬め・普通・軟らかめ 油の量/多め・普通・少なめ 味の濃さ/濃いめ・普通・薄め」を選んで伝える、あの家系ラーメンです。
とても美味しいです。
(因みに、どうでも良いことですが、私の中では「麺普通、油多めで味濃いめ」と五七五でリズミカルに伝えるのが密かなこだわりです。本当にどうでも良いことですが)

さて、このとても美味しいGODIVAのチョコレートと、とても美味しい家系ラーメン、
どちらもこんなに美味しいんだから、家系ラーメンにGODIVAのチョコレートをトッピングしたらどうなるでしょう?
……やったことないので想像でしかありませんが、多分、両者共に台無しになると思われます。
それってGODIVAのせいでも家系のせいでもなくて、「ただ単に合わないだけ」。

人間関係でも、これと同じことがあると思うんです。
AさんとBさん、どうにもこうにも相性が合わない。
でもそれってAさんが悪い訳でもなければBさんが悪い訳でもない。
ただ単に「合わない」だけ。
無理に一緒にいようとすると互いの持ち味を殺し合うことになる。
そんな関係性ってあると思うんです。

このことに気付くまでは、私は自分と誰かの、或いは周囲の誰かと誰かの人間関係が紛糾するたびに「どっちが悪い?」「誰の何がいけなかったのか?」と考えてしまっていました。
でも、最近では「ああ、“GODIVAと家系”なんだな」って思うと良い意味で諦めがつくようになってとても楽になりました。
どっちもとても美味しくて、どっちも大好き。
それでいいよね。

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