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【妊活】不妊治療の治療費を抑えるには「知る」ことから

不妊治療はとても変化の早い分野です。

最先端の治療法も数年経つと、
別の治療法が出てきたりします。

なので、
「これが一番正しい方法!」
というものがありません。

日本では現在、
不妊治療は自費診療です。

料金もまちまちなら、
診療のやり方もいろいろです。

保険適用化でどうなる?

2022年春に
不妊治療が保険適用化されます。

現在、
どの治療法を保険適用とするか議論されています。

保険適用になるのはおそらく、

・体外受精

・顕微授精

・人工授精

・薬剤などの費用

といった大枠での適用でしょう。

各クリニックで行われている
様々な治療法の一部は保険適用にならない可能性があります。

保険適用の診療と自費診療を同時にする混合診療というものがあります。
(基本的にはできません)

不妊治療が保険適用になった場合、
混合診療ができるようになると言われています。

保険適用にならなかった治療法は、
「オプション」
として自費で請求されると思います。

なので、
各クリニックで行われている最先端の治療法も
なくならず、受けることはできるでしょう。

でも、
保険適用に期待しているのは経済的負担が減ることです。

幅広い保険適用でなければ、
結局オプション料金で高額になる可能性もあります。

「知る」ことで経済的負担を減らす

治療法はいろいろあります。

もちろん併用できるものもあります。

では、全てやってみるのがいいのでしょうか?



答えはNOです。

例えば車を買うとき。

「ナビは画面が一番大きくて
ハードディスクの容量も大きいやつにしましょう!」

「ホイールはこれがかっこいいですよ!」

「プレミアムコーティングをすれば艶が出るし汚れにも強いですよ!」

「ついでに点検パックにも入っておきましょう!」

「自動車保険も一緒に入れるので入りましょう!」

想定していた金額よりもどんどん高額になりますよね。

車のことなら皆さんも身近なので、
これは必要、
これは必要ない、
って大体わかると思います。

でも不妊治療だと
必要、不必要って判断難しいですよね。

治療法の中には、
「効果がないとは言い切れない」(回りくどい言い方ですね〜)
つまり、効果があるかないかよく分からないものもあります。

効果があるかどうかはっきりしないものに
お金を払いたくないですよね。

車だったらいろいろ自分で調べると思います。

例えばナビなら
種類とか、
純正品よりも量販店で買うとか。

不妊治療も自分で調べてみましょう。

とは言え、調べるには論文や専門書などが必要なので大変です。

簡単なのは、不妊治療の専門家が書いた書籍を読むことです。

以前におすすめした書籍で、
あの有名な浅田レディースクリニックの
浅田義正先生が書かれた本です。

網羅的にすべてのことについて書かれているわけではないですが、
「科学的根拠」に基づいて書かれた安心の1冊です。

僕たち夫婦も始めは何も分からず、
クリニックの先生たちの言われるがまま治療をしていました。

後に勉強していくと、
「あれは必要なかったなぁ」
という治療法がいくつかありました。

中には経済的負担だけじゃなく、
身体的負担を生じるものもあるので
知っておくというのは重要なことです。

よく知って、
納得した上で治療法を選択するならいいです。

でも、
皆さんが知らずに負担が積み重なっていくのは、
経験者としてはつらいです。

不妊治療のことは誰も教えてくれません。

本1冊からでもいいので「知る」ことを始めてみましょう^^

無料で読めるものでしたら、
日本生殖医学会が出しているガイドラインがありますので
ご興味ある方はご覧ください。


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