とうとう会えなくなった
元夫からは、
今まで何度も「もう金輪際会わない!」と言われてきた。
それでも今までだったら、数日したらなんだかんだで連絡がまたきて、交流が再開していくという流れだった。
でも、今回は長い。
夏至の日のあたりから、LINEもブロックされたまま。
かろうじて、先月から気にかけてくださっている彼のお姉さんを通して、彼が生きていることは確認できたからホッとはしたけれども、私からはもう直接連絡が取れない状況が続いている。
もう私たちは本当に会えなくなるのかな。
生きていてくれたらそれでいい。
以前、彼が死にかかった時にそう思ったけれども、
それでもやっぱり会いたいよ。
病気のこともあり、
周囲の全てが疑わしくなり、自分の事を陥れようとしていると感じてしまう、その中で生きていくことがどれだけ大変か、想像はするし、なるべく彼の心に寄り添っていたいけれども、
それでもやっぱり会えなくなるのは寂しい。
子供達にも、お父さんが離れてしまっていることが申し訳ない。
こんな状況になってしまったこと、
過去を悔やむ。
あの時もっとこうしていれば、、、
もっと違う言い方があったのかな、、、
どの選択をしていったら彼の病状がもっと良くなっていったのだろう、、、
もっと、、、もっと、、、
と、思うのだけれども、
今までのどの時も、めちゃくちゃ考えて、その時々のベストを尽くしてきた。
だからそんなに自分のこと、時の流れのことを責めることない。と、自分に言い聞かせてみたりするけれども、
でもやっぱり、自分のことを責めてしまう。
いや、責めてしまっていた。
今日、昔の恋人の夢を見た。
若いころ付き合っていた、今思い返すと幼い恋。
彼と大人になってから、今また関係が進んでいく夢。
その夢を見て、なんで今こんな夢を見た!?とビックリしたけれども、大事なことに気づかせてもらった夢だった。
若い頃の恋人とは、
当時、私も彼もいろいろこじらせて生きていたので、お互いの感情全部さらけ出して、ぶつかり合って、その人全部を知っていくというようなことはできなかった。
お年頃ではあったけど、最後までプラトニックな関係だったのもあり、なんとなく遠慮しながら、それぞれ相手のと自分の幸せを思い勝手にこうかなと思いながら、あれこれ思い悩み、それでも実際にコミュニケーションをとることなく脳内で完結する。
彼のことは大好きだったけれども、なんとなくいつも自分を抑えてしまっていた。
夢を見てそんな当時のことを思い出した。
元夫とは、不思議と会ってすぐに距離が縮まっていった。
私の全部、彼の全部、全部全部さらけ出して二人でいろんな感情を共有して、良いことも悪いこともすごく深く交わってきたなぁと、夢を見たことで客観的に今までの事を思い返すことができたみたい。
それと同時に、若い頃の彼にも、元夫にも、私はとても守られてきたんだな、とも思ったりもした。
そして、今までは一個一個の出来事ややりとりが後悔に繋がっていたけれども、「ありがとう」と感謝の気持ちが湧いてきた。
元夫と連絡が取れなくなり、とてつもない後悔の日々だったけれども、これは何かの意味がある。この先いつかこれで良かったと思える日がくるんじゃないかな、だから大丈夫だよ。自分に言い聞かせてなんとかなんとか進んできたけれども、夢を見てまた一つわかったみたい。
今のこの状況って、私自身もっともっと自立するためのものかもしれない。
夢を見て、昔の彼も元夫ももうそれぞれ別に生きているんだという事を突きつけられたとき、
それでも、わたしには私がいるじゃない、思うことができた。
私には私がいる。
外側へのパートナーシップを求めるのではなく、内側へのパートナーシップを深める時なんだと思えた。
ずっと自分のことを責めてきた自分には大きな気づきだった。
自分で自分のことをハグして全部包み込んであげる、自分で自分をもっと認めていこう、そして自分の足でしっかり立って歩いていこう、、、そんな気持ちの今。
うまくまとめられていないけれども、なんだかすごくターニングポイントな気がするから、こうやって書き残しておく。
自分で自分を深く愛していく時。
深く深く愛して、赦して、認めて、応援する。
それを彼に求めるのではなく、自分自身の中で深めていく時。
そして、彼のことは離れていてもずっと彼の幸せをイメージして、元気に生きていってくれることを祈って生きていこう。
そんなことを思った朝でした。
今日、ちょうど新月だから、新しいスタートでいいのかも。
もう、後悔したり、責めたりするのはやめよう。
元夫のことは、幸せを祈って生きていこう。
子供達には、寂しい思いをさせないように、目一杯私自身楽しんで生きていこう。
子供達との時間を楽しい時間にしていこう。
お父さんがいなくなってしまってかわいそう。
そう思うのもやめよう。
昨日ちょうど子供達と、それぞれが小さかった頃の写真を見ていて、その中には沢山の愛があった。
彼女たちはお父さんに沢山愛されていたし、今も愛されている。
距離があるけれども、会えないけれども、その事実があるから、彼女たちにはそれをうまく繋いでいこう。
そう思うことにした。
だから大丈夫。
私はまず、自立して、自分をもっと受け入れて、自分とのパートナーシップを深めていこう。自分で自分を満たすことに専念していこう。
きっとそうしているうちに、また、いい流れがくるんじゃないかな。
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