無賃乗車がバレて捕まった話【ルーマニア留学】
日本のみなさん、Bună ziua!
(ぶなじわ、ルーマニア語でこんにちは)
ルーマニアの端っこに留学中の大学1年生(新大学2年生)しゃんです。
題名の通り、ルーマニア留学編初投稿の今日は、路面電車(トラム)の無賃乗車がバレて危うく警察沙汰になりかけたお話です( ´∀`)
それでは今日も、ゆっくりしていってね!
私の住む街はルーマニア北東部(世界史やってた方はわかると思いますが、昔モルダヴィア公国という国があった地域です)の主要都市なのですが、ルーマニア国鉄以外の公共交通機関を用いる際に切符を提示する必要がなく、なんなら無賃乗車し放題の無法地帯なのです。しかし、まれに切符確認を行う職員が抜き打ち乗車している事があり、彼らが乗車している際は切符を提示しないと罰金が課せられるというシステムです。私は約1ヶ月前からこの街に留学しているのですが、1ヶ月の間一回しか彼らに出くわさなかったため、完全にみくびっていました。最初の方はちゃんと購入していたんですけどね…。
切符は駅に設置されている機械またはスマホのアプリでも購入することが出来るため、切符確認係のおばさんが乗車してきた瞬間に購入したのですが、私が出入り口付近にいたこともあり一発アウトで捕まってしまいました。
罰金は99レイ(約3600円)でした。一回の乗車賃が3.5レイなので、片道約28回分の乗車賃を取られたことになります。往復14回と考えても、きっとそれ以上の回数を無賃乗車していた気がします。(常習犯)
日本では絶対にあり得ないことですが、チケット管理のゆるさに慣れた結果ねじ曲がっていた私の倫理観を直すきっかけをいただいた事に感謝したいと思います。
罰金は現金払いのみで、その時に現金を持ち合わせていなかったため、近くの停車駅で降り銀行でお金を下ろすことになりました。支払い方法について疑問があり、ルーマニア語ができない私は英語で質問したのですが、ルーマニア語しか解さないおばさんは耳を貸してくれず、DeepLの画面を見せた所それには目もくれず「ポリス」と一言言い放ち、電話をかけ始めようとしたため、質問するのはあきらめ急いでATMに駆け込みました。
というのが事の顛末です。
海外に来ると公共交通機関の支払いシステムが緩く、普段日本ではルールや法律を遵守して生きている人も、つい無賃乗車をしてしまいたくなる瞬間があると思います(純粋に支払い方法がわからず不覚にも無賃乗車してしまうこともあり得ると思います)
しかし、今回の出来事を経て私が得て教訓ですが、ズルをすればその時でなくとも、必ずいつかあなた自身にツケが回ってきます。
この世の中にタダはありません!
海外で公共交通機関を使用される際は、乗車の仕方や支払い方法をしっかり確認して、正しく料金を払って使用しましょうね☺️
それでは今日も、
o zi bună ✨(ルーマニア語でhave a nice day)
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