SNSは毒にも薬にもなる【1/2】メンタルへの悪影響
SNSって見ていると本当に楽しいですよね。面白いエンタメの情報だけじゃなくて、日常生活に役立つ情報もたくさん流れてくるので、僕もつい見ていると本当にあっという間に時間が経ってしまいます。
その反面、SNSは使い方に気をつけないと自分のメンタルに悪影響を及ぼしかねないものでもあります。今回のタイトルにもあるとおり、僕はSNSは毒にも薬にもなるものだと思っています。
面白いものであるがゆえに節度のある使い方を知っておかないと、どんどんSNSにのめりこんじゃって依存ぽくもなってきてしまうんですね。
それが知らないうちに気分落ち込ませたり不安にさせたりする原因にもなり得ます。
なので今回はSNSがメンタルにどういう悪影響を与えることがあるのか、節度のあるSNSの使い方はどういうものなのかについて解説します。
SNSをこれまで一度でも使ったことのある方はお役に立てると思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。
それでは、いきましょう!
①自分と他人を比較してしまう
冒頭でもお伝えしたとおり、SNSは使い方次第で毒にも薬にもなるものだと思っています。今って、電車とかバスに乗ると9割以上の人がスマホをいじっていますし、その中にはSNSを見ている人も多いと言われています。
電車の待ち時間みたいなちょっとした時間があればすぐにスマホを開いてSNSを見る。トイレにもなんとなくスマホを持って行ってSNSを見る。そういう人が増えてます。それだけSNSが依存させるだけの凄い力を持っているってことなんですよね。
まず「なぜSNSを使いすぎると良くないのか?」ということについてなんですが、これは本当に沢山の色んな要因があります。
そのうちの一つは、自分と他人を比較してしまうからなんですよね。
SNSって「結婚しました!」とか「子供が生まれました!」とか「職場でこんな成果を出しました!」とか「友達とランチ会に行きました!」とか「海外旅行に行ってきました!」とか、
とにかくその人のキラキラしたところをすごく目にしますよね。
SNSによっても特性がかなり違ってくると思うんですけど、特にキラキラした投稿はInstagramに多いなっていう印象があります。
やっぱりそういう場面を見ちゃうと、どうしても自分とその人を比べてしまうことがあると思うんですよね。
友達に先に結婚されたけど自分には恋人もいない、知り合いはランチ会で楽しんでいるのに自分は一緒にランチができる友達がいない、同級生は職場で成果を出して出世してるのに自分は毎日の業務をこなすだけで精一杯とか、
とにかく他人の輝かしい部分と自分の至らない部分を比べてしまいますよね。
そうなるとなんか悔しいやら寂しいやら複雑な気持ちになって、素直にいいねが押せなかった、みたいなこともあると思います。
ただ知っておいてほしいのは、SNSに投稿する情報ってのはその人の輝かしい部分だけを切り取られたものってことなんです。
だって考えてもみてほしいんですけど、たとえば、やっとのことで結婚できた人がそれまでに必死でお見合いパーティーに行ってみたりmマッチングアプリを使ってみたり、みたいな泥臭い努力をやってたとしても、それ自体をSNSにはあげないじゃないですか。
「結婚しました!」っていう投稿はしても、その後夫婦の関係性が悪くなってきた時に、そのパートナーの愚痴をSNSにあげたり「今日は喧嘩しました、ダンナ最悪!」みたいなことって投稿しないですよね(匿名ならあるかもしれませんが…)。
海外旅行に行ってきたっていうのも、それだけ聞けばすごくポジティブなことです。でも、実際は旅行のお金を貯めるために結構いろんなところ切り詰めてたりとか、他の人が飲み会とかで楽しんでいるような時間を旅行の資金に回すために我慢してるみたいなこともあったりするんですよね。
でも「今日も飲み会を断ってお金を貯めました!」みたいな事は投稿しないですよね。
SNSってのよくできてて、いかにフォロワーを増やすかとか、いかにみんなからいいねをもらえるかっていうのが、その人の承認欲求をすごく刺激するようにできてるんですよ。
だからみんないいねをもらいたいから、SNSにはなるべく輝かしい投稿だけをするようにしてるんですよね。
だからそのことを知っておけば、
って思えるじゃないですか。
だからその人だけがすごく恵まれてるわけじゃないし、SNSを見てる側の僕たちとあまり変わりないんですよ。そのことを覚えておくだけでもすごく気持ちが楽になると思います。
②睡眠に悪影響を及ぼす
もうひとつのSNSのデメリットとしては、睡眠に悪影響を及ぼすことです。
夜寝る前にSNSを見ちゃうと、面白くてどんどん脳が興奮してきて眠れなくなっちゃうんですよね。昔は僕も夜にTikTokを見てたら気付いたら30~60分ぐらい経っちゃってました。
スマホっていうのは画面からブルーライトが出てます。
人間は夜になると脳からメラトニンという物質が出て、それが眠気を引き起こすって言われています。ですが、スマホでブルーライトを見ちゃうと、メラトニンが出にくくなってしまうんです。
そうなると、体内時計が狂って深い睡眠に入りにくくなったり、スッキリ起きられなくなるっていうわけなんですね。特にSNSはとにかくひとつのSNSから離脱させないように、次から次へと面白い投稿が出てくるようにできてるんですよ。
クリエイターとしても自分の投稿に面白いと思ってもらえることでフォロワーが増えるから、すごく一つの投稿を作り込むようになってきてるんですよね。
だからもどんどんSNSを見ることでドーパミンが出てくるから、夜寝る前に見始めるとやめられなくなっちゃうんですよね。
でもそれで睡眠時間が減っちゃったり、たとえ寝ていても睡眠の質が悪くなると、メンタルが不安定になって気分が落ち込んだり不安になったりしやすくなります。
メンタルの不安定を解消したい→手っ取り早くドーパミンを出したいからSNSを見る→また睡眠に悪影響が出る→メンタルが不安定になる→またSNSを見る、っていうネガティブループになっちゃうわけです。
なので、夜寝る前にSNSを見るのは控えたほうがいいと思います。実際、バース大学の2022年の研究だと、SNSの利用時間を1週間休むとうつや不安が軽くなると明らかになっているんです。
1週間は無理でもとにかく寝る前に控えるだけでも違うと思います。試しに寝る直前までずっとスマホでSNS見てた人は寝る前は控えるようにしてみてください。次の日、朝起きた時のスッキリ感、気持ちの明るさとか日中の集中力が全然違ってきます。
それから、夜寝る前はVoicyを聴くのがおすすめです。
Voicyは画面を見ずに耳だけで楽しめます。また、Voicyはパーソナリティの審査制をとってるので、不必要に不安を煽るような人じゃなくて、本当に人を幸せにしようと頑張ってる人が配信をしてくれています。
Voicyは本当に自分の人生を良くしてくれる情報ばかりなので、ぜひ上手に活用して欲しいなと思います。
次回のnoteではもう少しSNSのデメリットを深掘りして、僕が実際にやっている「なるべくメンタルに悪影響を与えないSNSの活用方法」についても解説したいと思います。
今さらSNSの利用をゼロに断ち切るっていうのは無理だと思います。SNSにはリアルでは知り合えないような仲間が増えたり、自分の心のうちを素直にさらけ出せるようなコミュニティに入れるようなメリットもあるんです。
なのでなるべくSNSのデメリットを無くして、メリットを享受できる活用法を解説しますので、次回もぜひ読んでみてください。
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