いくらお金があっても○○に投資をしないと意味がない
先行きが不透明な今の世の中、いわゆる「お金がお金を生む投資」も大事です。
ですが、このnoteで僕が心理カウンセラーとしてお伝えしたいのは、今回お話しする「あるもの」に投資をしておかないと、たとえお金が手元にあっても、それを自分が幸せになるために使うことができなくなるということです。
自分の人生を家を建てることに例えると、お金の投資というのはいわゆる家という建物を建てていくことだと思います。
ですが、家を建てるためには土台がしっかりしてないと、どれだけ良い素材を使って家を建てても、何かあるとすぐにガラガラって崩れちゃうんですよね。
なので今回はその土台をしっかりさせるためには、こういうことに投資をしていった方がいいよという話をします。
将来のための不安を少しでも減らしていきたいという方にお役に立てると思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。
それでは、いきましょう!
1.○○とは何か?
僕が特に投資をしておいた方がいいと思うものは、「健康」です。特に「精神的な健康」ですね。ここに投資をしておかないと、いくらお金が手元にあっても、自分を幸せにするために活用することが難しくなります。
なぜ精神的な健康なのか?
それはうつになったりすると、たとえお金があっても使えなくなるから。
うつになると食欲なくなって美味しいものも食べられない、興味意欲の減退という、意欲が落ちたり身体が重い感じになります。だから、楽しいことをする気力がなくなりますし、そうなるとお金を使いたくても使い道がありません。
50代は人生のターニングポイントです。
50代くらいになってくると
など、いろいろとメンタルに影響与えるライフイベントが出てきやすいです。
50代くらいになれば多少はお金に余裕が出てきて「楽しいこともできるかなぁ」なんて思ってても、精神的な健康を損なえば、うつの治療にお金と時間をとられてしまうことになります。
僕はVoicyのプレミアムリスナーさんからの質問回答を受けていますが、50代の人からの質問が47%とかなり多くなっています。つまり、それだけ悩みやすい年代ということ。
仕事に関しても精神的健康はめちゃくちゃ影響が出ます。特に非正規雇用や派遣で働いている人にとっては、病気になったりすると仕事したくてもできないっていう状況になってくるわけですよね。
そうすると、一時的に収入が減ったり、場合によってはストップしてしまうことにもなりかねないわけです。
収入がなくなれば当然先行きの不安も出てきます。いくら貯金があったとしてもどんどん通帳の数字が目減りしていくところを見てるとやっぱり先行きって不安になって焦ったりするんですよね。
そういうこともあるから、うつにならないように精神的健康にはとにかく投資をして欲しいんです。
精神的健康への投資ってのは僕がいつも言っているようにとにかくまずは基本的な事を大切にして欲しいんです。
ジムとかまでは行かなくてもいいから、朝や夕方にウォーキングをして運動する習慣をつける。
あとは、ずっと室内で仕事してる人は意識的に日光を浴びてセロトニンを増やすようにする、睡眠時間は7時間くらいは確保するようにする、とかですよね。
これは50代前後の人は今すぐやってほしいですし、今30代40代の人もぜひ少しでも若いうちからこういう習慣を取り入れててほしいんですよね。若いうちに投資しておけばしておくほど鬱になるリスクっていうのは少なくなります。
2.コミュニケーションにも投資が必要
もう一つ精神的健康と合わせて投資してほしいのはコミュニケーションです。
50代になるとさっき話した親の介護、老後のマネープランなど、いろいろ夫婦で話し合いたいことが出てきます。
しかしながら夫婦間のコミュニケーションがうまく取れないとそういう必要な話し合いが建設的に進められません。
50代にもなるとそれなりに長い期間夫婦をやっているから、関係に新鮮さがなくなって「夫婦なんだから甘えて当然」みたいな思いがどこかに出ていることが多いです。
けれども本来、夫婦関係は本当は一番大切にしたほうがいい間柄なはずです。病気になった時に一番寄り添ってくれるのはパートナーだし、どんなに困ったことが起きたときも当事者として一番真剣に考えてくれるのはパートナーだからです。
なので、僕は夫婦関係こそ一番手を抜いてはいけないと思っています。
結婚して子供がいる人は今パートナーが自分と一緒にいてくれるのは、
ということはしっかりと見直した方がいいと思います。
アメリカのとある調査によると、中年既婚女性がうつ病を発症する一番の要因はパートナーとの不仲と言われています。だからこそ、コミュニケーションを見直した方がいいところなんです。
それから、義理の両親との関係も、コミュニケーションの取り方が非常に重要になってくるものです。
義理の両親というのはパートナーの家族とはいえ、やっぱりどこまでいっても他人なんですよね。他人同士が一つ屋根の下で暮らすっていうことはお互いものすごく気を使う関係になるわけです。
とはいえ、やっぱり義理の両親と、パートナーの家に嫁いできたお嫁さんの立場を比べると、どうしてもお嫁さんは立場としては不利な状況になりやすいんですよね。
義理の両親から家事のやり方や子育ての仕方について、「こうした方がいい、ああした方がいい」みたいなことをいろいろ口を出されたりします。
それがストレスになってうつっぽくなる人もいるし、義理の家族と一緒にいることに耐えられなくなって、自分の実家に非難せざるを得なくなるみたいなことも多いです。
なので、とにかく義理の両親との関係が良くない時は、実の子供であるパートナーに仲介に入ってもらうことがものすごく大事です。実の子供の話だったら、両親も納得しやすいからです。
だからこそ、もしパートナーが自分よりも義理の両親のことを優先しちゃって仲介役になってくれないのであれば、そこは夫婦間のコミュニケーションを見直す必要があるってことだと思うんですね。
結婚をした以上、パートナーには両親よりも夫婦関係を第一優先に考えてもらわないと義理の両親との問題ってなかなか解決しないんです。
だから上手なコミュニケーションの取り方を身につけておくと自分の身を助けてくれるんですよね。
ではコミュニケーションを見直すにはどうしたらいいのか?
まず、夫婦間では、お互いがちゃんと腹を割って話せるような関係性を作っておくことです。
普段から「何か気になってることはない?」と訊いたりして、相手が抱えていることを話せるような時間を作っておくというのも大事です。
あとはとにかく話を聞くスキルです。こちら側が話を聞いてる時には、とにかく相手の言ってることを否定せずにちゃんと耳を傾けて受け止められるような聞くスキル持っておくといいです。
精神的健康やコミュニケーションへの投資には、とにかく情報収集をしてください。今なら、YouTube、Voicy、noteなど、コミュニケーションに関する有益な情報ってたくさん出ています。
あとは、とにかく本を読んで欲しいです。
本というのは一番情報量が多くて、1,500円で買えるには安すぎるぐらいのコスパだと思ってます。
自分の悩んでることに関するテーマの本を5冊くらい読んで実践していけば、かなりそのことには詳しくなって、問題を解決しやすくなってると思います。
自分の人生を良くするためにお金を使うという投資は本当にケチらないほうがいいと思います。
良いものに投資すれば、それだけ自分の人生が良くなるという形で返ってきます。そういう投資をする人としない人とでは5年後、10年後の人生が大きく差が開いてくるので、せひ自分の精神的健康とコミュニケーションには投資をしてみてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?