いつか人間関係の破綻を引き起こす「あること」(2/2)
前回は人間関係の破綻を引き起こす原因として「自分の意見をしっかりと言わないこと」という話をしました。
まだ読んでいない方は、先にこちらを読んでおくと、この後の話が理解しやすくなると思います。
僕たち人間は一貫性の原理というのがあり、いわゆる軸がブレない人の方が好かれやすい。だからこそ、「自分はこう考えてるんだ、こうしたいんだ」という意見は表明していった方がいいんですよ、という話でした。
とはいえ、こういう話をすると「自分の意見なんて言ってたら自分のことを嫌う人が出てきて、そのグループや職場に居づらくなるんじゃないか…」と心配になる人がいます。
企業に勤めている人だったりすると、「司に目をつけられたら出世が遠のくのではないか」といったことが気になったりしますよね。
僕自身も大学院を出てすぐの頃は自分の意見をなかなか言うことができませんでした。でも、だんだん考え方を変えることで、自分の意見が言えるようになってきたんです。それに、想定してたような職場に居づらくなるといった心配はさほど現実にはなりませんでした。
なので今回は僕自身の経験も踏まえて、どういう考え方をしていけば自分の意見を表明して生きていけるのかについてお話ししたいと思います。
なかなか自分の意見を言えないという人にはお役に立てると思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。
それでは、いきましょう!
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